2020-08-01

人が亡くなる時期なんだろう。僕の家の祖母他界した。

明日葬式なのだが、二回も抜いたのに眠れず、このエントリーを書いている。

祖母最後時間を共にしたいのだろう。

霊の存在を信じない妻も同じ経験があり、そう言っているからそうだろう。

祖母は天真爛漫だった。自身教室を開いたり、祖父の勤める会社社員の面倒をよくみてた。

父方の祖母だが、機能不全の家庭だったらしく、

幼少期は父を溺愛していた。

その結果、今の今まで妹との確執がある。

僕は祖父母宅で同居するも、僕が生まれる頃には祖母は伯母の家の子守で家を不在にすることが多かった。

おかげで僕らは大のおじいちゃん子だ。

幼少期の記憶はあまりないけど、いつか母に

「おばあちゃんは、お母さんのことが嫌いなんだって」と言ったことは今も覚えてる。

専業主婦の母は祖母との折り合いが悪かった。

僕が中学の頃には大喧嘩の果て、別居することになった。

我が家機能不全の過程で、僕には居場所がなかった。

場所を作ってくれたのは祖父母だった。

なんとか社会に出たある日、母から祖父の家が売りに出されていることを知らされる。

伯母の借金抵当に売られたのだ。

祖父母は伯母に懐柔され、乗っ取られたのだった。

不当に祖父の金を使い込んだ挙句にこれだ。

僕は次男だが、兄は引きこもりのため両親のバックアップ可能な限りした。

祖父が亡くなり、祖母を叔母の手から守るために

両親との同居を勧めたのが最後の会話だった。

「叔伯母からいじめられてないか?両親との住んだ方が賑やかで良いよ?」

初期の認知だった祖母からは明確な回答はなかったものの、明確なNoという意思は受け取れた。

ホコリだらけの、我々があげた線香しかない仏壇を横目にしながら僕の意思は固まった。

まぁ、死後も墓の問題で揉めてるらしくさらにその意思は固まるわけだが。

何もしないのに徹夜で出勤とかさらイラつくが、やむなしだろう。

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