基本的にキャラがスカスカになる以前に、お前が何やりたいか決めてないからキャラが出てこないんだよ。
何百もの作品を論評してストックしているが、悪い作品は大体テーマがない。
これを訴えたい、こうしたいというテーマがあればそれに見合ったキャラは出てくる。
以前ラノベ書きが最終選考まで残ったなんて増田が透過されていたが、そいつは設定が全てだと言っていた。
俺はこれに異を唱えたい。面白い作品は作品に通底するテーマがある。テーマが一番で設定は二番、三番くらいだ。
では仮に二番目があるとすればなにか。それはシナリオラインだ。
テーマとシナリオが決まれば、自ずとそこで動かしやすいキャラや動けるキャラは決まってくる。
それまでキャラは記号書きで良いくらいだ。いわゆるAさんBさんでいい。
ただしこの書き方は毎話盛り上がりを持ってくるコメディや、毎話クライマックスを持ってくるラノベ的な話には不適当だ。
例えば自信がない主人公を用意する。そうすると主人公の動機は自動的に自身を持ちたい、になる。
いわゆる「物語の中で銃が登場したならば、それは撃たれなければならない」に近い。
すると自動的になぜ主人公は自信を持ちえなかったのか、という設定まで浮かんでくる。
ちなみにこれは小テーマで、大テーマも必要だ。大テーマとは「物語として何を訴えたい」か。
故にラノベなどの大テーマ皆無の作品には適用しにくいと書いた。
ラノベの大テーマはどんな層を狙ってどんなニッチなジャンルを開拓したかであって、社会的、心理的、哲学的テーマを含めにくい。
それでもキャラ起き上がらない場合、ぼんやりと「自信がない」設定だけ作り、上記で作ったテーマと設定でこのキャラがどう振る舞うのかを数ページ遊びで書くこと。
あとはそれを利用して本編を書けばいい。
ラノベ・アニメ的なキャラ作りで小説を書きたい、という要望なら知らない。
ワイ二次創作メインの小説書き たまにオリジナルも書くけどキャラのプロフィールが思いつかん おかげで心情描写はスカスカ、それ以外もまともに書けへん まだ小説家ワナビのころの...
もともと小説書きで近年は作品分析ばかりしてるものだ。 基本的にキャラがスカスカになる以前に、お前が何やりたいか決めてないからキャラが出てこないんだよ。 何百もの作品を論評...
二次創作の時はキャラについてゼロから考えることがなくそれに慣れてしまったのでは あとキャラクターをツンデレとかの属性で考えてしまうことがあって、その枠にあてはめてしま...
心情描写、心理描写なんてしなくていいよ どうせ陳腐な描写なんだから必要ない ためしにロブ=グリエみたいに書いてみたら? まあずっとそれやっててもだめだけど