2019-12-24

家事育児をやる男の悩み

夫と妻と育児負担が半々程度の場合、大抵夫はイクメンと呼ばれ、周囲から褒められる。私だ。妻は妻で育児を頑張ってくれている。しかし妻は「子供の面倒をよく見るママね」と褒められることはない。世の多くのママよりは楽をしていると見られるからだ。これはつらい。

育児の大変さというのは子供タイプ物理的な環境親族サポートの有無、などの変数によって多様であり、要するに人それぞれ全く異なるのだ。他人と比べるものではない。シングルマザー(ファザー)にはシングルのつらさがあり、私の妻には私の妻なりのつらさがある。

しかし、私の妻には「あなたも大変ね、よくやってるね」と言ってくれる人はいない。なぜなら夫である私が半々程度には育児負担している姿が周囲の誰の目にも明らかであり、それが今の日本では当たり前な環境とは言えないからだ。ママからは「本当にいい旦那さんね、羨ましい」「私の旦那増田さんくらい子供の面倒見てくれたら」と言われてしまう。私の前だからではなく、妻1人に対してもそう言っている。そんな人を前に「疲れるわー」とか「増田もっと◯◯してくれたらいいのに」なんて、普通ママ友同士によくある愚痴なんてとても言えないのだ。

困ったことに、妻自身ですら「自分はとても恵まれ環境にあるんだから育児疲れたなんて言えない、世間の人に比べたら自分ラクをしているんだ」と思っており、自分自分を追い詰めてしまっている。さらには、妻の両親までもが「増田のようなよくやってくれる夫で妻は幸せものだ」と言う。何度も言う。ほとほと追い詰められた妻は時折、妻が抱えるつらさや孤独を私に泣きながら吐露する。しかし、本当に聞いてもらいたい事は私一人では受け止めきれないはずだ。

私がいわゆるイクメンであるがゆえに、結果的に妻をますます孤立させてしまっている。

私は普通に妻と一緒に子育てをし、苦も楽も共有して生きていきたい。そうして妻と末永パートナー関係を築きたい。

しかし私が少しでも妻の負担を減らそうと頑張れば頑張るほど、妻を追い詰めてしまう。

はいったいどうすれば良いのだ。

イクメンなんてクソくらえ

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    • 反応ありがとう。例えば保育園の送り迎え、小学校の参観、懇談その他のイベントごとで、夫である私が他のママさん達と顔を合わせる機会は非常に多い。体力的に余裕のある私が下の...

      • なるほど。ということは同じ状況の人も見つけやすいのだろうか。誰か一人でも共感しあえれば良いのだが。とにかく自罰的というか洗脳されているような思い詰め方がつらそうなので...

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