ひょんなことからおっさん、甥っ子とTwitterでつながることになった。
どうやら甥は友達との関係性に悩んでいるらしい上手くなじめないんだと。
おっさんも昔そういう事があった、一人でいるやつは異端で大人数に囲まれている奴が魅力的だと。
他のみんなは予定帳にぎっしり予定が詰まっているのにおっさんの予定帳は悲しいほど真っ白だった。
しかしおっさんになってから、どうやらおっさんはひとりが好きなんだと気づいた。
一人でゆっくりコーヒーを飲み、朝日を浴びながらトーストかじってるのめちゃくちゃ最高。
何かを始めても自分のペースでのんびり続けられる、なんなら続けても続かなくてもいい。
喧騒は疲れるし、苦しいのなら近づかなければいい。
普段のオンの自分は役者のようなものでその人にとって好感の持てるである人物像でいれるようにすればいい。
たいてい、微笑みながらきちんと挨拶をして清潔で変にテンションが高くなければ
好かれないかもしれないが嫌われないのだ。
たまに”一人の時間が好きでとてもリラックス出来る、コーヒーが好きだ”なんて話すと
「大人でかっこいい趣味ですね」と言われるようになった。結局は第一印象なのである。
なんだけど、若い時はそういうの気付けないんだよな。
若さと寂しさはセットなのかもしれない。
おっさんはみんなに好かれたい欲をあきらめたら随分楽になったんだけど、
18歳の自分はそういう事出来ないと思うし。
あとはきちんとその時に考え得る自分の立場で出来るベストな良い事をしてれば
最悪嫌われても、でも俺は良い事してるしなと思える。
生きる事に関しては、下のやつを見下すくらいの気分がちょうどいいのかもしれん。
だから下のやつを作る、それだけだ。
と甥っ子に言ってやろうかと思ったが、おっさん武勇伝と取られかねないのでやめておく。
どうか甥っ子がたくさん悩んでも、悩んだ先に希望がありますように。
たいていの悩みは時間が解決してくれるもんだし、それでも解決しない問題は考えても無駄だしな。
楽しいタイミングを見つけられれば、悩んでたのが青臭いくすぐったい思い出になる。
早くおっさんになれ、甥っ子よ。
子供と遊ぶっていうか、子供が自分と遊んでくれるってすっごい自己肯定感に繋がるからいいよ!
今日も女は性別詐称