2019-09-05

日本人個性を受け入れるべき

日本人欧米人はかなり性質が異なる

内向的で、ネガティブで、神経質で、丁寧で、大人しく、ルールを守る

から欧米人と比べて得手不得手が出てくるんだが

どうにも特に悪い評価に対して「彼らと我々は同じ」というところからスタートして、「ちゃんとやってない日本人が悪い」と結論づける人を見かける

 

こういうのは子供の頃に似た事象が発生する

自分と皆は同じなのに、なぜ僕だけ体育が苦手なんだろう?」みたいなやつだ

全部不得手ならともかく、得手不得手があるなら、それは何らかの原因で発生した個性

個性から努力を諦めるべきというわけではないが

自分と皆は同じ」というところをスタートにすると心理的キツイ

こういう個性を認める動きは平成に入ってから徐々に強まってきたが

集団日本人となると、まだその個性を認めたがらない人は多いように感じる

 

例えば日本殺人発生率は、現在0.24人/10万人で、戦後の最も高かった時期で1.8人/10万人だった

1.8人/10万人というのは、現代世界で110位のカナダと同じ位置

今は168位である

戦後の一番苦しかった時期でさえこ位置だというのを考えると

日本犯罪率の低さは先進国からと言う理由以外のところにあるのがわかる

何も「日本が頑張ったから」という話ではない

算数が得意な子が算数で高い点を出すのと同じように、犯罪率の低さは日本の得意ジャンルというだけだ

ちなみに、韓国中国は155位156位でこちらも低い

これだけではなく色んな統計日本人韓国人(たまに中国人)が非常に近い性質を持っていると示している

 

スタートラインを見誤ると、「他と同じようにやってるのに何故か上手く行かない」ということで悩む

もしスタートラインが他より後ろにあるなら他以上に努力と工夫が必要だし

他より劣っているからと言って努力していないわけではない

国際比較統計を用いて「努力してない」と糾弾するのは一旦冷静になって分析したほうが良い

結果が出たら、まずスタートラインの確認と、努力や工夫が他と同じ程度されているか確認必要

スタートラインがもし他より後ろにあるなら、他と同じようにやってるだけではダメだと覚悟しなければならない

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん