歳を取ると、世の中の価値観の移ろいに疎くなる。幼いうちは常識というものを教え込まれるので、刻々と価値観が変わる様を観察できる。
単純に人生の中で接した常識の割合で価値観は決まるので、若い人は常識に感化されやすい。
歳を取ると常識を教え込まれることが減り、割合も小さくなるので疎くなるのだ。
オタクやゲーマーが市民権を得たのはここ5、6年ほどである。それ以前より前は、オタクやゲーマーをいくら叩いて侮辱しようが
逆に一般市民から良識な人間としてみなされていたし、一般市民になるには侮辱することが必要だった。
しかしここ5、6年でオタクやゲーマーである事は若者にとって普通になった。
しかし左翼やフェミニストを見ると、彼らはオタクやゲーマーを右翼や性差別主義者と結びつけ、叩いている。価値観が変わってないのだ。
先進的である事を自称しつつ、周りには老害と言われる。価値観が「オタクきもーい」の10年前と変わってない。
18の子が言えば可愛いが、おばさんやおっさんが言っていたら不気味だ。
結果的に左翼やフェミニストは若者から嫌われる。自分や自分の友人の持つ属性を批判されるのは不快だからだ。
それでは今「差別していい対象」というのはなんだろうか。それは「おっさん」ではないかと思う。
しかしそれもタピオカ騒動などで表面化され、おっさんを差別しちゃいけない雰囲気が広まってきている。
多分5年後くらいはおっさん叩いたら老害になる、みたいな謎状況になると思う。「俺はキモいおっさんにはならない!」っておっさんが言って、
「おっさんはキモくない!俺のおやはおっさんだけどいい奴だ!」みたいなくそリプが若者から来るかも。
次点でロリコン、リョナラーとか、最終的には犯罪者を馬鹿にすると老害って言われる時代になるかもしれないね。その次は動物、昆虫とかかな。