仕事中とか他の遊びとか用事とかで家にいないときももちろんそうだけど、
同じ家の中の違う場所にいるときにもその場にいない飼い猫のことばっかり考えてる
その辺をうろちょろしてればすぐ目で追ってしまうし寝ていれば姿を確認しにいってしまう)
いまあの窓の辺りで寝てるだろうなとかいまはおやつに出したカリカリ食べてるだろうなとか
そろそろトイレの時間かなとか誰かが帰宅したときには玄関に走って出て迎えにいっているだろうとか考える
長く一緒に暮らしてきた猫なのでむこうにも家の中での24時間の習慣がすっかりできあがっていて
その時間その場所の姿や行動がありありと頭に浮かぶからいつでもリアルに思い浮かべている
就寝時、自分は二階で眠るが猫は昔っから一階の家族の部屋の家族のふわふわ布団のはじっこで寝るのでしばしのお別れ
ベッドに入って電気を消してだいぶ眠くなってきた頭で今一階で猫、どんな顔して寝てるかなあかわいいだろうなあ
って思って顔とか寝姿とかしっぽで返事するとことか思い出してじわじわ幸せになって眠る 明日早く会いたいと思う
朝方には階段をとんとんとんってあんな小さい生きものの足音とは思えないくらい
存在感のある音が駆けのぼってきてあー今日も聞こえるなあってにやにやしながら起きて
階段の先の扉の向こうでにゃーって何回も鳴くからすごい眠いんだけど開けてやって
駆け足で部屋に入ってきて足元にすりすりしては伸びあがってすがりついてこちらを見上げるのをみてにやにやして
二階の窓のカーテンを開けてやって出窓に飛びのる猫を見守って毛皮を陽に当ててやって
すごくでかい猫のゴロゴロ音を聴いて猫をなでて鼻の濡れた感触を確かめてあーもうすごいかわいいって思う
20年ほとんど同じことをやっているのに毎日本当にいつもいつも新鮮にかわいくてなんかもう猫っていうかうちの猫すごい
子どもをかわいいと思う気持ちとか特定の人を好きで好きでたまらない人の気持ちってこうかなって想像する
猫かわいいです