2019-02-26

ボヘミアン・ラプソディをやっと見た

軽くネタバレっぽいかも。


本当に圧倒された。

まさに力技で見せつける映画だったなあと。


いや、冷静に見ればストーリーのものはすげー凡庸

なのでこれだけだったら、最近邦画かにありがちな、低予算コスプレ学芸会になっていた可能性すらある。


でもこの映画はそうならなかった。

しろ上述のような脚本にツッコんでる批評なんか吹き飛ばすような、観客から熱狂的支持を勝ち取ったわけで。

その原動力は、紛れもなくQueen音楽凄さ

そして、その音楽を核にした演出でグイグイ迫ってくる映像美。もちろん極めつけはラスト20分の長尺のアレである

素晴らしい音楽の前には、どんなことも些細な問題になるのは間違いないと思わせてしまう、打ちのめされるような美声ビート

からこの映画を見れば、誰でも必ずQueen音楽歴史的価値を再認識することになるだろう。

というか単純に、Queenサウンドが頭の中でリフレインして止まらなくなること請け合い


で、そういう内容になったのは、監督役者が二転三転した上に、撮影が始まっても監督ガーという事件が起きたりで、脚本自体は超無難オーソドックスにするしかなかったのかなーという気もしている。

それにフレディ・マーキュリーというパーソナリティ関係上、作り方を間違えれば往年のロックファンのみならず、LGBTクラスタからも厳しい批評が待っていただろうし。

まあ、よく作ったなあという感じ。

  • 映画のフレディが完全にゲイだったのはLGBT団体の圧力だと思ってる 実際には最初の妻以外にも女も男も結構とっかえひっかえしてる あと、あの尻切れのオチは納得いかない

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