投資会社である親会社が、事業会社である子会社 を上場させることの意味を捉える必要があった
投資会社が事業会社の株を売るということは、その事業に投資妙味がないことを端的に示す
資金が必要なら親会社に頼めばよいだけなのだ(なんせ親会社は投資会社なのだから)。それをせずに、市場から資金を集めるということは・・・そういうことだ。
CNBC のキャプチャで見たのだが、ファンダメンタルズで分析すると1000円の価値もない株に 1500円の公募価格を付けた
SB は高値で売りたいだろうが、証券会社がそれに歯止めをかける役割があっただろう。
(結果として市場で評価される価値よりもはるかに)高い価格で子会社の一部を売りさばけた親会社が大勝利。孫さんの投資判断が絶妙であったといえる。
子会社も数年の運転資金を目論見通り得られた点で、勝者といってよいだろう。
何とか、引き受け株を捌けた証券会社もまあ、手数料程度は儲けた。
敗者は、9割にものぼるといわれる個人投資家。食われるのは弱きものだ。そして、この舞台での獲物は彼らだった。勝敗は今日の9時にはすでに決していたのだ。あとは個人投資家同士で損を押し付けるゲームというわけだ。
初日から公募価格以下で株を売るなら、初めから買わなければよいはずだ。なぜそんな不合理な行動をするのか?
ほんとよく1500円で公募決まったよね。 BB申し込みもしなかったけど、大量に余ってたのは明らかだったよなぁ。 予想外に高く値が付くかもと思ったけど、波乱なく公募割れでしたね。