昨日観た。
何も知らずに見たら、まあこんなもんだね、という感想だったと思う。
巷で絶賛されているという前情報を得ていた為、一体何が良いんだろうと考えさせられることになった。
俺はQUEENについては、ベストアルバムをレンタルして聴いたことがあるという程度の知識だったので、歴史的事実の改変は映画として成立させるためなら別にいいかなと観る前は思ってたけど、観た後は大して感動的でもないしわざわざ改変しなくて良かったんじゃないかと思った。
なんというか、全体的に話の流れが駆け足というか、ダイジェスト感満載なんだよね。まあまさか三部作にするわけにもいかないんだろうし、しょうがないんだろうけど。
個人的に一番気になったのはジム・ハットンというフレディの恋人の出番がすごい少なかった点。
別に個人的にこの人に思い入れがあるわけじゃなくて、なんでこのたまたま出会ったよくわからん人がフレディにとって大事な存在となったのか、この人がどういう人間なのか、を描かないと話の筋としてまずいんじゃないかと思うんだけど、みんなあんまり気にならないんだろうか。
まあ編集前は4時間あったという記事を読んだし、やっぱり「これは絶対やらないと」っていうバンドのエピソードがいっぱいあって、最後が長丁場のライブシーンで終わることも決まってて、とにかく尺の都合でばんばんカットしたらこうなりました!っていうことなんだろうか。
あと映像として唯一気になったのは最後のライブの会場がもろCGばりばりのカメラワーク(遠景からがんがん寄ってってピアノを弾くフレディまで行くところとか)。個人的にはもうちょっと実際にあり得そうな感じでやってくれた方が良かった。まあ会場の大きさとかはわかりやすかったけど。
とまあいろいろ気になるところはあったけど、わざわざ映画館で見たことを後悔しない程度には満足した。
期待しすぎなければおすすめ。
かねがね同意 中くらいの出来だよねこの映画 何でここまでヒットしたんだろう?
ゴミ製造業者の映画を勧めるな
ここ何年かずーっと、音楽を題材にした映画を過剰に褒めるブームが続いてる気がする アナ雪からかな?