以下、感想でも何でも無い、個人的な体験について話す。ネタバレもあるからまだの人は読まないで。
タイトルの通り、若おかみは小学生!を見てきた。ツイッターであれだけバズってるんだしさぞいいんだろうと思って見に行ったんだけど。
まず、結論、とても良い。想像していた何倍も。綺麗に話がまとまっているし、ほろっとくる部分もたくさん。成長物語としてとびきりの映画。
だったんだけど、正直見ていて不快に感じてしまった。全部「若おかみ」という部分に関して。
主人公のおっこが若おかみになる部分が本当に辛くて胸が苦しくなった。
周りの大人に翻弄され、自分のやりたいことを見つけないうちに仕事をすることになり、夜遅くまで働くみたいなのがすげーキツくて。
いろんな人間の要望を小学生が押し付けられて仕事をすることになるって普通は異常なんじゃ。
話の根本部分であるここに違和感を覚えてしまったせいで最初から最後までずっとキツかった。
一番最後の自分のことを「若おかみです!」って言っちゃうあたりとか、本当は感動的なんだろうけど見てて辛かった。
あと、夏休みは家業を手伝うのが当たり前みたいな描写もキツかった。まぁ、わかるんだけど、さぁ。
これはフィクションなんだしそれはOKだよね、と考えようともしたんだけど(てか普通の人はそうだと思えると思うんだけど)、
個人的に両親のことが大嫌いで、両親の指図に従って生きてた小中学生時代を思い出しちゃってどうしてもそうできなかったんだよね。
社会人になって、両親と連絡を完全に断ってそれなりに経っているんだけど今すげー楽なのよ。
いちいち生き方とかやり方とかに従わずにやりたいことを自分の責任でやれることの楽しさを痛感しているときにこの映画見ちゃったから、
だから素直に受け入れられなくて。
フィクションにIFを考えるなんて、変な話なんだけどさ。
若おかみをやるなと指示して従わせようとしているともいえるんだよなぁ
言葉足らずだった。自分のやりたいこととして若おかみがあるなら全然問題ない。 お仕事手伝ってみたい!って言い出すんだったら良かったんだよ。 あの外堀を埋められて成り行きで若...
原作が、子供が大人の世界で無双するファンタジーと聞いてたから、俺は楽しく観れたけど まあドンマイ
泊まりに来る客は、過去の自分、現在の自分、そして未来の自分 おっこはお客様の為だけに働いてるのではない お客様の為に働くという過程を経て癒され 現実に立ち返ることができた...