今年で某所に客先常駐して5年になる。
先日の大阪の地震で現場に常駐してる某SIerの責任者と常駐先企業の責任者との間では改めて危機管理が見直された。
まずは避難用具と備蓄なのだが派遣先の物が使えないと言う事がわかった。
常駐先企業の説明では「これはうちの社員と周辺住人のための物、そちらは自分たちで用意してくれ」
某SIerの説明では「客先の避難用具と備蓄は一切使えないことが説明された、うちはうちで用意するから派遣は派遣で用意してくれ」
派遣元の会社の説明では「うちで用意する事はない現場の社員と交渉してダメなら自分で用意しろ」
かれこれ5年某SIerの社員に混じって会議に出席したりトラブル釈明の場に出されたり当初の派遣目的であった「サーバー監視」だけでなく
他社の派遣社員管理・電話対応・駆けつけ対応・メール対応・受付対応・ユーザーサポート・新人教育・マニュアル作成・在庫管理と多くの業務を行ってきた
何となく自分は某SIerの社員と勘違いする事もあった(名乗りは全て某SIerの社名と派遣初日に言われたから)、それなりに常駐先の客からも
頼られて、常駐先の客からの要望で常駐先の客専用の業務マニュアルを業務時間外に作る事もあったし感謝されることもあった。
努力して認められたと思ったのだが・・・・・大阪の地震は真実を教えてくれた。
あぁ、俺は客先常駐の派遣社員だった誰にも守られず何かがあったら真っ先に切り捨てられる奴隷だったんだ。