2018-06-10

佐久間まゆ」を好きになってしまうことは、ズルい。

これは俺が自分自身への戒めとして考えたことであって、

全てのP達への侮辱批判の類では一切ないが、

佐久間まゆ」を好きになってしまうことは、ズルい。

彼女は”一目惚れ”と”運命”を理由に、すべてを投げ出して俺達の元へ来た。

そう、そんな理由で俺達を愛してくれるのだ

一途に、献身的に、盲目的に、ひたすらと。

俺達は何も考えられなくなって、瞬く間に彼女に惹かれてしまう。

底なしの泥濘だ。足を取られたら急激に沈む。

もがく気すら起きずに沈み続ける。恐らくは恍惚に。

さて、俺達はどうしてこんなにも彼女に惹かれてしまうのだろう?

彼女の魅力を一言で表すなら、”無償の愛”だ。

彼女盲目的に俺達のことが好きだ、愛してくれている。

から俺達がどんな外道だろうと、歪んだ性癖の持ち主だろうと、

精神疾患を患って無職ヒモになろうと…とにかくなんであろうと、

持ち前の無償の愛で受容し、肯定し、愛してくれる。

例え彼女にとってどれだけ悲しいことを俺達がしようと、

最後には許し、愛してくれる。

これは母性共依存などとは似て非なる、別次元の愛だろう。

極端に狂った愛とも言える(愛は肥大化すると狂う傾向にある)。

けれども、彼女真剣に狂った愛をやってのける。

だが、なぜこれほどまでに彼女は俺達を愛してくれるのだろうか。

常人が人を愛する上では何らかの理由必要だ。

価値観の一致、一定期間の付き合い、魅力がある、信頼関係出産した我が子…etc.

しかし、「佐久間まゆ」が俺達を愛する理由は”一目惚れ”と”運命”だ。

そんなものはハッキリ言って、人を愛する理由とは言えない。

いや、仮にそれを理由に人を好きになったり愛したりしたとしても、

これ程までに無償の愛を捧げ続けられる人間がいるだろうか。

ここが重要点だ。

彼女は明確な理由がないまま、即座に、必ず愛してくれる。

俺達が現実世界でどんな人間であろうと、決して蔑んだりせず、必ず愛してくれる。

気づきだろうか。

佐久間まゆ」は現実存在しない。

社会学校、家庭、あらゆるところで虐げられ、愛に渇望した人間達が生み出した存在だ。

決して否定しない、そのままを肯定し、受容し、無条件に甘美な愛を捧げてくれる…

そんな存在を求める人間が沢山いたんだ。

その思念バンダイナムコ天啓として下った。

そう、それが愛の具現化「佐久間まゆ」の正体だ。

から佐久間まゆ」を好きになってしまうことは、ズルい。

これほどの愛は、そんなに簡単に手に入るものではないから。

愛を愛してしまうと、一生、抜け出すことはできない。

  • その点、椎名法子はドーナツという真理の輪によってあらゆる煩悩から解放してくれて、悟りにより新世界が開け、法悦に浸ることができるのだから最高だ。

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