つまり、出来る親と出来ない親という結果の違いを次の世代に波及させないことが機会均等の実現には必須となる。
子供が歩けるようになったら国が預かって就職するまで親元に帰さない。
その期間の面会は認めても、支援とみなされる物品や情報の提供は禁止。
残念ながら教師の質もピンキリなので、親から隔離するだけでは機会均等とはいかない。
幸いなことにAIがだいぶ進歩してきたので、あと半世紀も待たずに教師役はAIに任せられるようになるのでないだろうか。
人間でなければできない小さい子供の世話も担当者によって差が出ないよう短期間でローテーションさせる。
さらに進歩して完全にアンドロイド任せにできるようになれば、0歳児からアンドロイド親に任せて完全に親世代の影響を排除できるね。
あくまで均等なのは機会のみなので、勉強の進行は個人差に合わせてAIが細かく調整する。
天才は天才として、勉強に不向きなら最低限の読み書きと労働者向けの社会知識教育といった具合に。
親はその後の負担が無くなるので子供を大量生産してもいいし、カップルを解消して違う相手を探してもいい。