「大坂なおみ」会見に戸惑う日本記者 応答が全て英語に (デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180402-00540129-shincho-spo
この記事に対してとやかく言いたい気持ちは分かるんだけど、さすがに罵詈雑言が過ぎるものがあるのでテニスファンとしてツッコんでおきたい。
他のスポーツ選手も変わらないだろうけど、テニス選手にとって記者会見というのはこなさなければならないお仕事である。先日、大坂なおみに敗北を喫したセリーナ・ウィリアムズが試合後に記者会見を拒否し、罰金を課されたというニュースは記憶に新しい。
テニスの記者会見は英語で行われる。インタビューの大まかな内容は、ツアーの公式サイトや大会の公式サイトに、スクリプトがあげられて我々ファンは広く読むことができるのである。
そうした英語での記者会見の後に、母国語でのやり取りタイムが設けられることは珍しくない。これが公式サイトに出てこない独自記事となる。
有名な話だと、フェデラーは英語の記者会見が終わった後に、さらに(スイス)ドイツ語とフランス語でも質疑応答をしているという。
さて、ブコメで「独自記事って何だよ、どうせ下らないものだろう」とさんざんな言われようだが、いやいやこれは全くの偏見だ。少なくとも自分の知る限り、独自記事は有用なものが多いと思う。
例えば、「実はあの時体調不良で…」とか怪我の詳しい部位などは独自記事などで知る事が多い。母国語故に、本音に近いだろう気持ちを聞ける。日本のスポーツ紙の一問一答とか普通に役に立ってる。
だから、熱心なファンは公式サイトのみならずスポーツ紙のサイトもチェックする。フェデラーファンならスイスの、ナダルファンならスペインの、とね。意外と公式サイトのニュースとは違うことを言ってたりして面白い。多分、そちらの方が本当だったりするのだろう。
それを踏まえた上で、日本語が母語でもないし得意とも言えない大坂なおみにオフレコっぽい情報を期待してインタビューを挑むのはどうかな、と思う。無理だろう。
ファンとしても日本語上手くなるよりもテニス上手くなって欲しいのでは。
あと、ブコメでもツッコまれてるけど派遣されてる記者たちはさすがに英語は理解してると思うよ。
誰だったか忘れたけど、日本人と思しき記者がたどたどしい英語で選手に質問してたのを見たことがある。選手は聞き返しつつもちゃんと丁寧に答えてた。
仕事なんだから母国語用に回答を用意してあげてるだけで本音もクソもないのでは。
また自分の書いた記事を即ブクマする奴が出てきたよ・・・ こいつのやってることとセルフスターのスパム行為なんて一緒だろうが はてな仕事しろ