保育園の話題が定期的に出てくるが、結局のところお金の話が主題になる
高所得者の夫婦は「自分達はたくさん税金を払っているのに、保育園が使えないなんて」と不満を漏らし、
それに対して低所得者のシングルマザーが「金持ちの為に貧乏人は子育てを諦めろというのか」と反発する
しかし「誰でも子供を預けられて、しかも利用料も安い保育園」の実現には多額の税金投入か、奴隷待遇の保育士が必要になる
老人に使う予算を減らして、子育て世帯に配分すべきだという人もいる
だが高齢者医療や介護の予算を減らせば、それはそれで高齢者を抱えた現役世代の負担が増える
労働力確保という視点でみれば、子育て支援の為に介護手当を減らし、その結果として仕事を辞めて親の介護に専念する人が増えた、というのでは本末転倒だろう
無駄を減らすという事は普段130円かかるものを、120円で賄えるようにする様な事だからだ
長い目で見ればそれで100万円貯金できるかもしれないが、今すぐ必要な物を買うための10万円をなんとか財布からかき集める際にはあまり役に立たない
手持ちの物を売ったり、買うつもりだった物を諦めたりする必要があるだろう
使えるお金には限りがあって、どこかを手厚くするにはどこかを手薄にするしかない
では、どういう基準でどの予算を減らすのか? もしくは誰から搾り取るのか? というのが問題になるのだろう
みんなで苦労を分かち合いましょうという形にはならない
建前としてはそうであっても、現実は誰かに貧乏くじを押し付けて解決する事になる
さて、誰が貧乏くじを引くことになるのだろうか?
とりあえず俺は貧乏くじを引く側になりそうだな、と思っている
私立の幼稚園は、母のママ友もいい人多かったし、結局人脈的なものを考えると 公立に比べて、お金はかかったかもですが、良い事もあったのではって思います。 少数派なのかな。お金...
かつて貧乏くじを引いていたのは専業主婦だった。 昭和の時代は女性が会社に残って仕事を続ける道はほとんどなく、 そもそも簡単な仕事しかさせてもらえず(女性の深夜残業は禁止!...
こういう話が出ると必ず分断は良くない、と諸悪の根源は国の所為、という意見が出て来るが 弱者の味方をしろとか言ってる連中が弱者の搾取をしてるとか、 全ての人間を賄うだけの...