2018-01-25

学生 vs 社会人

どっちが好きかという話

自分社会人のほうが好きだ

 

学生の何より辛いのが競争序列化

学力運動、外見、行動について、あれだけ比較される時期は人生で他にない

しかもそれらは努力でどうにかなる類のものではあまりない

努力は皆多かれ少なかれしてるんだ

から学生理不尽な、あるいは理不尽でなくとも現実を突きつけられるような自尊心との喪失と戦わなければならない

 

翻って社会人の良いところは、それぞれ少しずつ別の仕事をしているところだ

全く同じ存在しかも年齢まで同じな者が一箇所に居るというのはあまり存在しない

例え仕事仲間が自分より優秀でも、逆に劣っていても、お互いの得意分野ではそこそこ戦える状況になる

すると素直に相手尊敬できる

 

また、お金のためにやっているという言い訳が立つのも良い

例えば、月あたりの生産高が500で、社内の順位100人中90位、1位の生産高が1000だったとする

これはとても悔しいけど、500分の給料を貰うと考えると納得ができる

500というのはある程度絶対的な値なんだ

これが学生だとこうならない

テストの点数が500点で、学年の順位100人中90位、1位の点数が1000点だったとする

500点というのに意味が生じない、あくまで90位という相対位置けが重要視される

また、90位じゃなくて例えば10位でもそれほど嬉しさがない

まだ上に9人居るという事実けが残る

実際、中学生の時に150位/250人から20位/250人に上がったことがあるが、嬉しいのは1ヶ月だけで

あとは「上の19人に比べてどうか」「前回より良かったか悪かったか」という相対的発想にしかなれなかった

 

学校差別化ができないのも苦しい

集団生活の秩序という名目のもと、一部以外は全て同じであることを求められる

すると、どうしても皆残りの違いに注目せざるを得ない(学力運動、顔立ち、体格、性格、行動)

 

もちろん社会人になると集団戦になるので苦いこともあるし

日々死にたい気持ちでいっぱいだが

あの悪魔じみた序列比較の中で尊厳を奪われ続けるよりはマシだと常々感じている

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん