彼女が最初に出した宣言の訳文を読んでみても、性犯罪や意に沿わぬ誘いは否定されるべきである、という前提の上で、男は女に言い寄る権利があると書いてあった。
それがどういう経緯があってか、欧米では「性犯罪者を擁護している」という論調で批判されたらしい。
この時点で、ドヌーブ氏が批判される合理性は無いし、氏を批判している側の方がおかしいことは明らかだ。
ここからは私の持論になるのだが、ドヌーブ氏が今回理不尽に批判されたのは、それ以外の理由があるのではないかと思っている。
私はドヌーブ氏の経歴を調べてみたが、17歳で女優デビューし、フランス芸能界における大女優として大成した、まさにフランスを代表する美人とも言える。
ドヌーブ氏の経歴については、検索するといくらでも調べることができるので、皆さんでも各自で知ってみてほしい。
御歳74になる大女優であり、男女関係に関する様々な経験や目撃を体験されているのだろうし、その人物の言葉だから非常に重みもある。
しかし、フランスを代表する国民的な美人であり大女優であるドヌーブ氏が「男性嫌悪をあおる女権運動は認めない」と発言したことについて、琴線に触れた人も多かったのではないか。
「それはフランス一の美人であるあなただから言えることなんだ」
「美人なあなたがそのことを言ったとしても、多くの国民は嫌みだと受け取るだけではないか」