よく「男は女の辛さを理解していない」みたいな言及があったりするじゃん?
で、最大の「理解」のひとつが「自分も同じ(あるいはそれに類似した)経験をする」ってことだと思うんだけど
そういう「理解」の仕方すると不機嫌になる女の人多いんだよね
「ほんと腰が痛いのは辛いよな。俺もぎっくり腰になったとき(腰痛くて)トイレいけないから生まれて初めてペットボトルにおしっこしたわ~」
みたいな話をしたら(こういう書き方すると「なんでもすぐ自分の話をする奴」みたいに思われるかもしれないけど、妻の話を充分に聞いてからの発言だ)すごい不機嫌になっちゃったのね
「男に女のつらさがわかるか!」ってね
結局「女の辛さ」って既得権益?みたいなもんなんじゃないかと思うんだよね
男の辛さってのはそのほとんどが社会によって形成されるものだけど
女の辛さ、とくに生理、妊娠、出産などに関しては生物的に女性固有の辛さなわけで男には絶対経験できないわけ
「相手に無制限に譲歩を求めることができる」という既得権益?なんだと思うんだよ
海外のことは知らないけど
そんな風潮のある国で自分(が属する集団)にしか絶対にできない「苦労」を持ってるってのは
もし、男が女の妊娠や出産や生理痛などを完全な形で共感、あるいは肩代わりできるようになったら
まあ病人同士だと病気が重い方が偉いみたいな空気あるらしいし 若い奴の寝てない自慢とかも似たようなもんだと思うし 人間割とそういうとこあると思うよ
知らせることで男の譲歩を引き出せることは知ってほしい(むしろ知ってて当然)けど、 都合の悪いことは知らなくていい(というかキモい)、ただそれだけのことじゃん
いやあその腰のケースでは「お前の話は聞いてない」だけだと思うわ
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