2017-08-05

ゼミの入室試験

大学ゼミに入るって、まあ、大学生活の目的の一つじゃないですか

んで、ぼくは希望するゼミ見学をしたわけですよ

そしたら教授に「あ、キミはあの講義の時の。発表良かったよ、うちに興味あるの?」

といわれて、結構話し込みました

人気のゼミでしたが、その教授講義プレゼン大会で一位を取っていたりして、実績はあったのでまあ入れるだろう、と高をくくっていたわけです

んで、入室試験の前日、ぼくはバイト終わりに、ゼミ面接の準備をして疲れ果て、やれやれ、一息つこうとカップ麺でも食べようと思ったわけです

おもむろにティファールをセットし、湯を沸かす

朦朧とした意識のなかで、「カチッ」というティファールの音で目を覚ます

寝ぼけ眼で湯をカップ麺に注ごうとした瞬間、悲劇は起きた

手が滑って、沸騰したお湯を自分の股間にぶちまけました

「ああああああああああああ

ぼくは一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが

次の瞬間とてつもない痛みに襲われました

皮が白く縮まり、湯引きした鶏皮のようです

痛みで意識が飛びそうになりながらも、ロキソニン適当に掴んで飲み込み、痛みをちらし

すべての恥を捨て、親に事情を話し、夜間外来へ送ってもらいました

今思うと救急車を使うべきでしたか

死ぬ思いで診察を待ち、おそらく皮膚科女医に湯引きされた陰部を診てもらうのはそういうプレイかと思いました

股間を見た瞬間の先生の「うわぁ。。。」の声と表情は忘れられません

どうしまたか質問にはどう答えたらいいかわかりませんでした

結局、病院での処置も痛み止めを飲んで、陰部に薬を塗るだけでした

朝の回診のときに、看護婦のお姉さんに薬を塗ってもらうのは、はずかしかったけど、うれしかったです

でも、痛みで僕の息子はピクリともしませんでした

けっきょく、ゼミ試験受けられなかったせいで、僕はゼミに落ちました

退院して、そのゼミ教授講義に行ったときは合わせる顔がなかったです

だいいち、理由なんていえません

しばらくは、排泄時の陰部の痛みと、ゼミに落ちた心の痛みに耐えながら過ごしました

たったいちどのあやまちで、僕の大学生活はぶちこわしになりました

みなさんは、くれぐれも熱湯にはお気をつけください

そして、試験頑張ってください

こんなことをかけるのは増田ぐらいです

誰にも言えない話しですけど、自分ひとりでは処理しきれない出来事でしたので

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