「おぎゃ〜!」
部屋に響き渡る赤ん坊らしき声。その泣き声で目の前の女性は何が起こったのか理解したようだった。
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あれはまだ多少なりとも金があった時、ふとしたことがきっかけで高田馬場にある男性向けのエステに行った。いわゆるチャイエスである。
受付で12,000円を払い、案内されたアパートにはものすごくかわいい女性がいた。
一瞬、ロシア人? かと思うくらい透き通った肌と瞳。
たどたどしい英語でなんとか聞いたのは「ロシアと香港のハーフ」ということだった。ただ、彼女は英語がほとんど話せない。いままで日本でどうやってコミュニケーションを取っていたのか不思議で仕方ないのだが、英語も日本語もほぼ通じないとなると正直、お手上げである。
とりあえず、身体を洗ってもらった。無言だった。
MUGO・ん…色っぽい。
ベッドに向かう。
もちろん無言である。これでは充分に楽しめない、そう思った僕は閃いた。
地球上でどんな人種ともコミュニケーションができる存在を思い出したのだ。
「おぎゃ〜」
僕は泣いた。そして、彼女のたわわな胸にしゃぶりついた。
赤ちゃんに言葉は必要ない、それに気づいた瞬間に僕は巨大な赤ちゃんに変身した。自分を捨てて、プライドを捨てて、赤ちゃんになったおかげで、僕はわずか60分ではあるが極上のひと時を過ごすことができた。
もしほかにいいやり方があったのならぜひ教えて欲しい。
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あれから10年、今度は僕自身が日本語を話すことがめっきりなくなった。
あまりにも人としゃべらないものだから、水道水に触れたときに思わず
「w,water……(わ、わら)」って言ってしまいそうになる。
働いていた頃は何の疑問も持たずに働けたのに、無職になると疑問だらけなのが不思議だ。なぜ1日は24時間もあるんだろう。なぜ明日が来るのはこんなに遅いんだろう。なぜ夏はこんなに暑いんだろう。なぜお腹が空いてしまうんだろう。
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タイムマシン作らないといけないから100パー勝てないだろ
シンゴもコウヘイも成長してるんだから今のおまえには勝てないよ いやマジで なんで子供時代のシンゴコウヘイと大人のおまえが共存してるって前提で話してるんだろう 変にレトリッ...
「ナニシテルノ〜?」 それは衝撃的な出会いだった。 高校1年、当時陸上部だった僕は、近所の公園でスパイクにピンを入れていた。 土のグラウンド用のピンを、明日の試合に備えてタ...
コウヘイくん、シンゴくん、ナカノくんも37~38歳じゃん、10~13歳のピュアピュアショタっ子じゃねーよ 同級生に相手されないから一世代下の集まりに顔出して大きい顔してるイタイ奴...
なんか苦役列車みたいな世界観だなてめえ
また、昔のことを思い出した。 「ねえ、ケンカしよ!?」 目の前の男に突然言われて一番ありがたくないセリフである。 最寄り駅でバスを降りた瞬間、目の前にいる巨体の不良にだ。 ...
仮定の話ができるようになったね でもそれが小学生のときだったからってのは勝てる理由にはなってない 36歳って事実は小学生の時だからより先に書いた方がいい
昔のことを思い出した。 「ブチぃぃぃ!!!!!」 ものすごい音とともに、ショウタはそれを引き裂いた。 とにかく僕はそれが怖かった。ショウタはGreenDayのビリー・ジョー・アーム...