昨日某2.5次元ミュージカルで出待ちについての注意喚起ツイートがされた。「止むを得ず入場を禁止する場合もある」なんて脅しつきで。実際この夏に出待ちをしている俳優厨、所謂町厨が当日券購入を運営サイドから拒否されるなんて事もあったから効くと思ったのかな。この事件が起きた日はTwitterは大騒ぎだったけれど、今その出禁騒動を起こした舞台とは別の現場に行くとそこにはいつも通り町厨が揃っている。他所は他所、その現場で出禁にならないと脅しで終わってしまう。
それにもし出禁になったとしても出待ちを0にするなんて不可能だ。
彼の出待ちはわたししか居ない。ギャラリーも見た事がない。快適だ。
初めて声を掛けた時の推しはただ感情のない感謝の言葉を小さく繰り返すだけで目も合わなかった。だから何回もプレゼントをあげた。手紙を書いた。お花を出した。公演に入った。
そして現在、彼はわたしの目を見て話すようになった。声をかけると自然とわたしが歩きながら話すための歩道側のスペースをあけてくれるし、手紙とプレゼントを渡せば笑顔で受け取り、「次も楽しみにしてて」と最後は手を振ってお別れをする。
その優しさにつけ込むわたしは最低の屑だがそれでも彼のことが好きで仕方がない。たとえ彼に金蔓と思われていても、わたしの存在する理由があるのだからこの上ない幸福だ。
だから出禁になろうと彼が外に出てきて対応してくれるのであれば町厨であり続ける。