シロクマ先生の「発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない」読んで思ったんだけど、自分ってもしかして発達障害かも?って疑ってる人、相当に多いんだろうな。
自分も、長いこともしかしてADHDなのかな…と思ってるけど、思ってるだけ。
簡易セルフチェックをすると「疑いあり」ってでるけど、あれってよっぽど几帳面な人でない限り誰でも疑いありになるような気もするし。
生活や仕事が困難なほど困ってはないけど、とにかく生まれてこの方スケジューリングが壊滅的に苦手で、もっとなんとか出来ないかとずっと悩んでる。どのくらいでその作業ができるのか?って人に聞かれても全く予測がつかないし、かといって余裕を持って組むと今度は時間配分が狂って、冒頭に余裕ぶっこいてしまっい結局締め切り前にヒーヒー言うことになる。集中のムラもむちゃくちゃ激しい。
あとは、後回しグセが酷くて、例えばちょっとしたメールの返事など、ここでしておかないとまずい…ってわかっててもどうしても出来ないことが多い。1分程度で済むことなのに。それに限らず、目の前に最適解が見えているのに固まって動けなくなることがかなりある。
子供のころはもっとそれっぽい傾向がもっとあったけど(忘れ物、失くし物、うっかりミス、部屋片付けられない、多弁、衝動的に動く etc…)、対処方を模索したり各種ツールを活用することでかなり改善出来ている。
しかし、スケジューリング能力と後回しグセだけは色々試せども著しい改善が見られない。
仕事をしていると関わる人誰もかれもがスムーズに、言われたことを時間通りにこなして、自分はなんでちゃんと出来ないんだろうな…とへこむことが多い。自分が「ちゃんと出来ている」風に見える人達も皆、それぞれが工夫して、努力して、できるようになった結果である…っていうのはわかっているんだけど。ASDやADHDはあくまで性質なので、0か100かではなく誰しも何らかのそれっぽい部分はあるだろうし。
と、なんだかんだ書いたけど、今後特に病院へ行くつもりはないし、これは性質だって折り合いつけつつ、なんかいい改善方法はないか引き続き模索し悩みながら生きていくんだと思う。
そして、なにより一番怖いのは、もし病院に行って「あなたは発達障害ではありません」って診断されて、自分がただの努力不足の出来ない人って思い知ることなのかもしれない。