2017-03-06

最高学年を迎えるにあたっての決意

小学校の高学年のときネットとあるサイトで知り合った友達がいる。私よりひとつ年上で、都会にいて、いろんな知識能力があり、なにより容姿がとてもかわいくて憧れだった。尊敬していた。趣味が合うということもあって仲良くさせてもらっていたが、ネットを使い始めて間もなかったわたしありがちなトラブルを多発させ(いわゆる黒歴史)、その子と直接的に何かがあったわけではないものコミニュケーションが取りづらくなりそのサイトを去った。その子とは他のサイトでも繋がっていたが、そのアカウントも全て消した。

だが彼女との関係をどうしてもやり直したい、コンタクトを取りたいと思った私は、また別の名前彼女に近づいた。私は別人として彼女とまた友達になり、彼女ツイッターのリア垢で、私はサブ垢で交流していた。そうやって名前を変えては彼女の前に姿を表すことを3回はしたと思う。ツイッターに上がってくる写真プリクラ彼女は本当に本当にかわいくて、異常なこととわかっていながら私はその全てをスクショし保存した。少しでも彼女に近づくためにいろんな努力もしたと思うが、何もかもが自分と違った。苦しかった。だけどそれ以上に大好きだったと思う。最近写真を保存するまではないにしても、ふと思い出したかのように彼女ツイッターをチェックしたと思えばそれから毎日見てしまときもある。そして落ち込む。だけど話しかけられると嬉しくて、それと同時に彼女が私の全てを見抜いてるのではないかという得体の知れない不安や恐怖も浮かぶ。そんなことあるはずがないのに。この春からめでたく大学生になるそうだ。卒業ツイート写真を見て、頭のよかった彼女のことだから名の知れた大学に行くに違いないと瞬時に思ったとき、どうしようもない虚無感に襲われた。

こんな自己嫌悪馬鹿らしいことだともうずっと前から分かっていた。だけど地方でくすぶりしなくてもいい比較で、会ったこともないような人との比較でもがき苦しんだこの何年かがせめて報われますように、今度の春は私も笑えますように、この一年彼女と繋がるすべてのSNSをやめようと思う。きちんとまっとうに第一志望を目指して頑張ろうと思う。それが達成できれば見えてくるものがきっとあるはず。絶対絶対に諦めないといま自分に言い聞かせ、とにかく頑張る。

という、最高学年を迎えるにあたっての決意。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん