2016-12-31

2016年懺悔詩(5)「オタク腐女子

日本の街の東京の都会

人の群れが歩いている

夜の繁華街で花が咲いて

洒落人達がはしゃいでる

郊外から観光客

歓楽街で楽しんでる

日本各地の市街地

働く者が生きてる

テレビラジオから

娯楽の匂いがあふれてる

大人たちは何かのために

今日も働き続けている

だけど全てが変わってしまった

全てが変わってしまった

住人の声も消えちまった

観光客の声も消えちまった

大人の声も消えちまった

国民の姿も何もかもが

気違えてしまった人たちの

瞳をどうやって見つめればいい?

俺たちが歩いてきた道は正しかったのか?

したたり落ちてく命の

最後最後の一滴を

外国人に突きつけてみた

今一度問いかけてみた

僕たちが歩いてきた道は 本当に正しかったのか?

東京の街のサブカルタウンの

だらしなくなった客層達

ネットテレビラジオマスコミ

命の音が聞こえない

全滅していた生活の中

壊れたチンピラスケバンけが歩いていた

俺はただ立ち尽くし空を見上げて泣いた

社員は泣きながら宴会に行っている

来る日も来る日も毎日

泣きながら社員として生活している

疲れては働いて疲れては働いている

高橋まつりはSNSでつぶやいた

「これ以上生きられないかもしれない・・・」

あの電気街

も一度電気を楽しみたい

あの公園

も一度自然を楽しみたい

あのビアガーデン

ウマ酒を飲み交わしたい

夜の街を照らす街灯に

も一度抱かれて歩きたい

生きたいと叫びながら

消えてった大人子供

生きたいと叫びながら

消えてった外国人

生きたいと叫びながら

消えてった高橋まつり

やさぐれ若者たち

瞳をどうやって俺は見つめればいい?

東京の街の秋葉原

オタク婦女子の群れが歩いてる

ビルの向こう

何も知らずに開かれている

空の下で今年の夏冬も

サブカルイベントコミケが開かれていた

壊してくれ日本

壊れてくれ今すぐ

大学から社会に出て行き

大人として生を受け

一人暮らしをする新社会人の

瞳をどうやって俺は見つめればいい?

行きたいたいなあ

戻りたいなあ

理想の世界

行きたいなあ

命の音を抱きしめて

秋葉原オタク腐女子が道を歩いていく

オタク腐女子よ走ってくれ

公園で 足速く

速く 速く 速く 速く 速く

走ってくれ

若い頃病でなくしたおじいさんが

神様に導かれ

転生したわが友の

瞳をどうやって俺は見つめればいい?

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