女優さんの息子が性犯罪で捕まったという事件を見て、ああ前の職場にいたような人と似ているなと思った。
知らない女性に突然抱き付いたり、ボディータッチが多かったりという男性がいた。
本人のいないところでは「彼はそういう人だから気を付けて」と小声で言われた。
本人に「そういうことをすると警察に捕まるからやめた方がいい」と言っても理解できないようだった。
始めにいた管理職は周囲にいる(直接対応する)人の大変さを理解し、それなりの配慮をしていたが、次の管理職は「障害があると言えば人権侵害と訴えられる」「(障害を認めていても)障碍者の人権があると主張される」と言い、周囲にひたすらに我慢を強いるので人がどんどんいなくなった。
職場をかわったら別のタイプがいた。職場で情緒不安定で仕事ができず(周囲に投げるのでやらざるを得なくなる)職場内外の人に怒鳴りまくる人とか、落ち着きがなく人の気持ちを考えるのが苦手で暴言を吐いたり無理を強いる(敵がたくさんいる)、モノを良くなくしというのを繰り返す人とか、発達障害か人格障害か何かあるんじゃないか、という人が何人かいた。ただ、管理職はほぼ不在で主張の強い人(つまりこの当事者たち)の話を適当にきくだけだったので、やはりここも人がどんどん減って行った。
コミュニケーションが苦手な人同士仲良くやっているようなところもあって、そういう人だけの職場になりつつあった。障害がある人同士気持ちが通じるところがあってうまくやれるならそれはそれでありなのかもしれない。ただ、関係する外部の機関の人達は「非常識だ」「一方的だ」と怒っている人が多く、どこからも相手にされなくなるのも時間の問題に見えた。
性犯罪はなかったけど、やはり何かしら事件を起こす人を放置しておくと周囲は消耗していなくなってしまう。長期的に見ればその職場には人がいなくなり崩壊するだろう。あるいはどこからも相手にされなくなり崩壊するか。
つまり、そういう職場で管理職だった場合、発達障害か何かあるんじゃないかという人(障害を認めていても認めていなくても)を排除はできないけれど、それ以外の人たちに負担が行きすぎないように配慮する必要があるということだ。人手不足の職場が多いからそういう職場は増えていくだろう。高齢者も暴力をふるったり暴言を吐いたりいろいろ大変な人もいるから、高齢者の施設もそんな感じなのかもしれない。
こういう風に「人権」(そもそも言葉の使い方が間違ってるんだけど)振りかざす人がいるから、人権主張する人が白眼視されてしまうんだろうか。
他の人と同じやり方で対応していいなら、他の人がやったらアウトなことはアウトで排除し、 特別扱いしなくてはいけないのなら、障ガイ者であることを認めたことになる。 まあ、理屈...
日本社会は精神障害から目を逸らしすぎなんだよねぇ。