ほら、たとえばバレーボールの石川祐希って選手が最近話題らしいじゃないですか。
イケメンで実力もあって、女子中高生とかがキャーキャーいってるらしい。
まあ、たぶん、リオ・オリンピックでるんだろうけど、
この夏には、ますますテレビに登場して女性ファンも増えるんでしょう。
で、おっさんは思い出すわけですよ。
Jリーグなどというものが存在せず、ワールドカップといえば「バレーボール」のことだとみんな思っていて、
で、男子バレーボールチームに、女子がキャーキャーいっていた時代が、かつてこの国にあったことを。
そして、そこに、女子の黄色い声援を一心に集める大スター選手がいたのですよ。
その名を「河合俊一」という。
いえいえ、ギャグでもなんでもなく、あの人は当時の女子たちが憧れる、
超カッコいいスポーツ選手(当時は「アスリート」なんて、こじゃれた言い方はしなかった)だったんだよね。
その後引退してテレビに出た河合俊一は、ボキャブラ天国あたりで「ホモ疑惑ネタ」でからかわれたりしているうちに
(まあ、このいじり方も昭和ならではで、今だとPC的にまずいのか知らんが)
果たして、石川祐望選手が、今後どんな風なキャリアを経て、どんなキャラクターに仕上がっていくんだろうか?
というのが、なんだか楽しみでしょうがないわけですよ。
あれよあれよという間に河合俊一みたいないじられキャラに進化するのかも、とか想像すると、たまらなくおかしい。
少なくとも、それを見届けるまでは、死んじゃもったいないという気にもなってくる。
若い奴にうっとおしがられようが、そんなことは知ったこっちゃない。
若者が「新しい」といっているものが、「かつて見たものの焼き直し」に見えて楽しくなくなるとか、
正直、そんなこと言ってるのは「鈍い」んだと思っている。
いろいろリアルタイムで見てきたからこそ、面白く見えてくるものはたくさんある。
若いもんにはわかるまい。
最後の1行がなければいい文だったのに
この街がまだジャングルだった頃を知っていると 当時から変わらない愛の形なんか誰も探してなかったってわかるし 今の若者はこんなのに騙されるのかって驚きは隠せないよな