乙武さんがあんな人間になってしまったのは彼を障害者として正しく扱わなかったからなんだろうね。
それを散々甘やかして健常者と同じにしよう同じにしようって見ず知らずの人間までが手を貸してしまったから彼は精神的にも自分の足で立てなくなってしまった。
自転車に乗ろうとする人間にいつまでも後ろで掴んでいてはいつまでも一人で乗れるようになれない。
時には格好悪くて一生補助輪付きで生きる覚悟をしなくちゃいけない。
勘違いしちゃいけないのはこれを乙武さん本人の人格の問題として彼が最初から歪んだ魂を持った人間として生まれたのが全て悪かったとしてしまわないこと。
甘やかすとは自立する権利を奪う行為だと社会が自覚することだね。
自分もこれから困っている人を見かけたら助けるのがその人のためになるかを考えるようにする。
周りから冷たい人だと思われたくないから助けるとか、ヒーローっぽく振る舞いたいから助けるとか、そういった自分本位な気持ちで手を貸さないようにする。
もちろん周りの社会がそういった「自分本位な手の貸し方」を始めたらおかしいと言うようにするよ。
とりあえず言わせてもらうね。
保育所に入れなかったら詰むような状態で子供を産む人はまず日本や東京より先に自分が死ぬべき。
奨学金を返せる見込みがあるかどうかも考えずに借りた人は本人と親が責任をもって返すべき。
今までさんざんチャンスがあったのに生活が苦しいと言ってる老人は政治のせいにしてないで働くか死ぬかするべき。
若手が育たないと言ってるブラック企業の社長は自分のマネージメント能力の無さを自覚して会社を畳むべき。
伸びないと言ってる増田はプライドなんて捨ててうんこを漏らすべき。
そんな簡単なことですら人はすぐ忘れてしまうと気づかせてくれた乙武さん本当にありがとう。
お前はもう用済みだ。