映画監督・紀里谷和明が映画コメンテーター有村昆をフルボッコにwww ネット上で絶賛の嵐
→ http://news.aol.jp/2015/08/03/kiriyakazuaki/
「批判をすることよりも作ることの方が100億倍難しい」この言葉が出ると、その評論家は押し黙るしかありません。
紀里谷氏も実際に、まだミュージックビデオしか撮っていない頃に「日本の映画界はおかしい」ということをインタビューで発言して、総スカンを食ってました。でも、紀里谷氏に説得力があるのは、そこからきちんと映画を自分で撮っており、きちんと実績を作っていることです。さらに、その回には生徒役の一人として元プロ野球選手の長嶋一茂氏もいたのですが、長島一茂氏も実は映画の製作総指揮を経験しており、実際に映画を作った経験を持っているから、評論家よりも話に説得力がありました。
作った経験のない人の批判・批評は、説得力がありません。「じゃあ、あなたやってみたら?どういうものが正解か、見せてよ」と言われても、見せるものがないのです。逆に、説得力のある意見を出したければ、自分で作ってみればいいのです。失敗作でもいい、大したことがなくてもいいから、一度最後まで作ってみることで、批判や批評にスジが通ってくるのです。一度作る経験をして、世間の評価にさらされる経験を持つと、何が大変なことなのか、何が凄いことなのか、それが語れるようになるからです。
そして、常にモノを作り続けようとする人は、自分に降りかかってくる批判や批評を、スジが通っているものと通っていないものにきちんと振り分けているため、スジが通っていないものはスルーします。つまり、スジの通っていない批判や批評は、全く誰のためにもなっていない、ほとんど存在価値のないものなのです。
批判や批評をするのはいいですが、そんな存在価値のない批判や批評をしていないか、きちんと意識しなければなりません。
そう、私が作っている『○○○○○○』にいちいち「今日の内容は微妙でした」「今日はあまり面白くありませんでした」と批判や批評を送ってきて下さるあなた。じゃあ微妙ではない、面白いものを、今そこで書いてみてくれませんか?それがたとえ微妙で面白くなかったとしても、最後まできちんと書いた人の批評ならば、甘んじて受けます。批判や批評は、どんなものでもいいからまず一度、最後までそれをやり遂げてみてから。そんな習慣をつけてみたいですね。