2015-06-02

最近ADHDの脳は白いキャンバスだと思うようになった

ADHD

ストラトラ(SNRI)、ジェイゾロフト(SSRI)を飲んでいるADHD患者です。

子供のころから落ち着きがなく、

「人の話を聞かない」

「遊んでいる」

空想世界にいて突拍子もないことを言い出す」

とか言われてきた。

エイメンの6タイプだと

過集中型だと思う

http://d.hatena.ne.jp/Maman/20050825

http://ameblo.jp/rosaglauca/entry-12016589909.html

(エイメンによれば過集中型はセロトニンドーパミンが足りないのだという。)

ゲームとか、本来熱中してはいけないもの勉強ときなどに熱中してしまい。

やりはじめると止まらないのだ。

大学生ときに、あまり記憶力なさに心療内科を受け

抑うつと診断され、ジェイゾロフト 40mgを飲んだ。

この薬は私の人生を変えた。

このころは

軽度のうつ病との診断。

本来集中すべきものに集中できるようになったのだ。

すべてを楽観でき、過集中のようなものはなくなった。

日中空想に浸りすごすようなこともできなくなった。

すべてはうまくいき、就職した。

それでも、就職した後は、他の人よりもミスが多く

おこられてばかり、「人の話を聞けない」とまだ言われる。

ジェイゾロフトだけでは足りなかったのだ。


その後、ADHDを疑い発達障害を専門としている心療内科に行きストラトラを処方してもらう。

今度は、少しの空想さえもできなくなった。少しのアイデアさえも出てこない。多弁だったが言葉数も減った。

でも集中できる。

不思議感覚だった。

意欲や快楽覚醒などはセロトニンドーパミンノルアドレナリンによって決まり医師はこれに基づきうつ病患者に適した坑うつ剤を選ぶのだという。

http://www.fujixerox.co.jp/support/xdirect/magazine/rp1009/images/10091a_02.jpg

ここの経験から体感したことは、

人間性格は、血液型でも星座でもなく

ドーパミンセロトニンノルアドレナリンで決まっているのだ。

これにより、おとなしい人にもなり、多弁にもなり、慎重な人にもなり、豪快な人にもなる。

ADHDは、もともとセロトニンドーパミンノルアドレナリンが再吸収されすぎる体質とのことだから

うつ剤の再取り込み阻害薬は非常に良く効く。

ADHDの人は服用する薬によって性格を変えられるのではないか?

白いキャンバスのようなものではないか。

最近はそう確信している。

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