「ゾンビに殺された人間もゾンビ化する」というロメロ的ゾンビ観に基づく
・垂直的なコミュニケーションによって「記号」に振り回されるという状況がありつつも、水平的に自ら「記号」を操作する立梅にある
インターネットを利用して自分も記号を用いて振り回すこともできる。
→オタクの字義が広がった(市民権を得たというのもある)。もしくはレッテル貼りによってそう語られる人が増えた。ファッション的にオタクを名乗る人が増えた
記号のパンデミック。ある属性を身にまとう人が増え(もしくは着せられる)、それがゾンビが仲間を増やすように他人にもその属性をうつす。ウイルスのよう。
・ネットワーク消費
消費の対象は、それらが共有されるか否かで判断される。同じ作品を見ているかどうか、それについて他人と話し合えるかどうかが問題。それが多数派であるか少数派(ニッチ)であるかはまた別問題か。TwitterなどのSNSで感想を共有出来る場が増えたことなどから諸費は他人とのシェアを含めたものとなる。シェアできる人がいない→他の人に薦めればいいじゃんというゾンビ的な行動が起きる。見ている人が多いから選ぶというのもありそうではある。その場合、評価が裏打ちされているからでなく、ただ単にシェア可能性が高まるからだろう。
・オススメ○○選!
割りと個人ブログでも見かけるが、PV稼げるだけだからでもないだろう。これは一種の噛み付きである。しかし噛まれる方は噛まれることを望んでいるのかいないのか。