http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/41760706.html
少子化の話だったけど、要は、「みんな自分のことが好き」だから、色々難癖つけて子供産まないみたいな。
私は、少子化がどうの、女性が働きやすい云々はどうでもよい。「自分大好き」な潮流?が、超同意。そして我が事のように感じた。
私も自分が大好きな、ナルシスト。新しい服を試着しては鏡を凝視し、眼鏡を試着しては鏡を凝視する。
ビルの鏡に自分が映ればつい目を向ける。「よし、いけてる」「なんか変だ」。自分自分。
恋愛においても、まず自分。自分がその関係の中でいかに主導的であるか。かっこよく振舞えているか。相手は好きだが、私自身より好きではない。読書もそう。なんだかんだ理由をつけながら、結局最後に出てくるのは、「出来る自分」「知的でかっこいい自分」を実現させたいがため。
うつで苦しんだ。「自分なんか最悪だ。消えたい」と思った。自殺未遂した。原因は様々な要因がある。しかし今考えると、うつを「こじらせていた」のは、自分自身が良しとする状態・理想の自分と現在の自分の彼岸の差を見て絶望し続けたことだと思う。自分が好きだ。だけど、「自分が好きな自分」じゃない。理想をなんとか打ち消すか、妥協するか、埋めるか。私は「理想を消そう」という方針でいながらも、理想のかっこいい自分を捨てきれない。少し良くなってからは、理想との距離を埋めれるところから少しづつ埋めている。同時に、目標である理想も、所々で得た自分に都合の良い知識で修正(自己暗示)している。
全ては自分に至るのだ。
こういう書き方をすると、まるで「そんなナルシストな自分ってなんだ…orz」みたいに見えるかもしれないけれど(若干あるけど)、否定的には思ってない。ものすごく素敵な言い方をすれば「自己実現」の亜種か一種なんだろうし、その模索の途上ともいえなくもない。
言い方次第。
長谷川氏の言っていることが広く日本人に当てはまるかどうかはわからない。レッテルだ。だけど私は自らはナルシストだと思う。そして、レッテルだと言う前提で、日本人男女は自分大好き多いと思う。なんか違う。「自分が一番大切」か。いいことだ。素直に受け入れていい。というか、今さら、子供大好き、とか、なれない。パートナーが第一とか、なれない。素敵だけど、そんなに簡単に変われない。