日本エレキテル連合の面白さがわからんわからんと言ってドヤ顔してる連中がいるみたいなので解説しておく
http://sonicch.com/archives/40348577.html
まず、前提として「おしゃべりワイフシリーズ 未亡人朱美ちゃん3号」ネタに限らず日本エレキテル連合のコントは
基本的にシュール芸ではあるので、好き嫌いは別れるところである。
で、本題の「面白さ」の部分だけど、こいつらの芸風は
こんなやつ絶対いないとわかっているんだけどいそう、という過度にデフォルメされたキャラクター性とシチュエーション芸である。
キャラクター芸人が嫌いな奴は面白く無い。それだけで拒否反応が出るやつもいる。
高齢者が中年の場末のホステス風の女(しかもオチでダッチワイフとわかる)を口説く様を、素直に笑える大人は少ないんじゃないだろうか。
特に、男性であれば、自分もいつかそうなるという潜在的な恐怖があるのかもしれない。
憤慨、とはまではいかないくとも良識ある大人として不快感を思えるのは仕方ない。
「これ、笑っていいの?」って。ハゲネタが笑えないのと同じだ。
そして子どもが馬鹿みたいに真似をする。これはうるさいし、うざい。
これは誰かも言っていたが、加トちゃんの「ちょっとだけよ~」のネタと同じく
この「ダメよ~ダメダメ」は耳に残るキャッチーな言葉であることに加えて
性知識のない子どもでも「おっちゃんのもつ性欲」の情けなさをちゃんと笑っている。
「意味もわかんねーガキが馬鹿笑いしてごちゃごちゃいってるんじゃねーよ」ってなもんである。
大人が「それ、いいの?」って思っちゃうようなことをパロディ化して、コントのネタにする