「妖怪ウォッチ」、爆発的ヒットの極意
(上)http://toyokeizai.net/articles/-/45794
(中)http://toyokeizai.net/articles/-/45795
子供向けに関しては、僕は常に子供の頃にあったものの復興や翻訳ということを企画の基礎に置いています。
(中略)
こういうのを読むと、男児向けは恵まれてるな、と思う。
男児向けは作り手である大人の男性が自分が男児だったころを思い出しながら作る、という作り方で
女児向けは女性が企画を通せる地位に居なさそうだし、居たとしても名誉男性だろうし。
昔ペケと言う漫画で「NHKの道徳番組はいかにも『大人の男が作った話』ばかり」と言うネタがあったけど、アニメも同じ。
男が考えた女向けだから、なんかずれてる。本当に幼い頃は気付かないけど、大きくなるとそれに気付く。
元男の子が大人になっても子供の頃好きだったアニメに良い思い出を持っていて、リバイバルブームが起きる事も多いのに対し
元女の子は大した愛着も無くすぐ忘れる事が多いのは、こういう理由もあると思う。
男児向けアニメを見る女の子も多いけど、そういうアニメの女の子はおまけ程度だし
あくまで「男児の為の女の子」だからやっぱりズレてるし、アニメそのものも男児向けだから疎外感は拭えない。
妖怪ウォッチにしても、上の中で「ケータやクマやカンチはリアルに居そうな設定にして、子供たちが共感を得られるようにした」と言う話があるけど、
実際フミちゃんはリアルではないし、あくまで「視聴者の男の子が共感する存在=ケータの、憧れの女の子」であって
ドラえもんでも、しずかちゃんは「のび太の憧れ」であり視聴者女児の共感の為のキャラではないのと一緒。
(ゲームの方では女主人公=プレイヤーの女の子の為のキャラだから扱いが違うかもしれないけどゲームやってないので知らない)
うちの娘も妖怪にはまってるけど、いつかそういう所で「自分の為に作られてる話じゃないんだなあ」と気付くのか。
妖怪ウォッチは女子人気が高いのも、特徴だよ。 あと、企業は金儲けが優先だから、女性がやった方が儲かるなら女性にやらせるよ。男社会を守るため!みたいな力は殆ど働かないよ。
女子人気ったってあくまで「男児向けアニメにしては」ってだけで、男児の方が視聴率ずっと高かったよね。 企業は金儲けが優先だから、女性がやった方が儲かるなら女性にやらせ...