チェスにおいてコンピュータ「ディープ・ブルー」がチャンピオンのカスパロフを破ったのが1997年だろ。
この時点で、将棋や囲碁はチェスよりも複雑だから、コンピュータが人間に勝つのはもっと後になるだろうというのが定説だった。
まあ、別のところでは「将棋は他のゲームと比べてAIとの適応性が高い」と言われていたのかもしれんが。
2020~2030年くらいのあいだで予想する人が多かったんじゃないかな。
コンピュータ将棋の強さは2005年頃で「アマチュアトップクラス」という程度だったようだ。
そこに現れたBonanzaの最大の特徴は「評価関数のパラメータを自動生成する」という点で、
まあ俺も詳しくは説明できないところなんだが、それまではプログラマーの棋力が大きく影響していた部分が、プログラムによって決定されることになった。
これがブレイクスルーとなって、コンピュータ将棋のレベルが一気に上がった。
Bonanzaは確かに「取捨選択」よりも「総当り」を選んでいたものの、決してパワーでゴリ押ししたのではなかった。
高性能なワークステーションで参加する者も多い中、Bonanzaは一般向けのノートパソコン (VAIO SZ-90S)、筐体を冷却するのは小型USB扇風機と、低スペックの環境での優勝であった。
むしろ取捨選択よりも総当りを選んだこと自体が「画期的」であった、らしい。
以降、コンピュータ将棋の強さが認められ(しかし未だプロには及ばないとされていた)、
そして2013年の電王戦にて現役のプロ棋士にコンピュータ将棋が初勝利、
というわけで、
「画期的なプログラムが発明されたんじゃない」というのは間違ってるし、
コンピュータ将棋が実際にプロ棋士に勝ってしまった光景がネットで生中継されたんだからそりゃ騒ぐし、
それを2014年の今になって騒ぐのも遅れている。
どちらかというと、まだプロでもソフトに互角に戦えたのか、という感じだがな。 画期的なプログラムが発明されたんじゃなくて、考慮できる手筋が増えただけだもん。 紙を積み上げる...
bonanzaは画期的だったんじゃねえの
貶すわけじゃないが、「力技」なんだよな。 思考の再現は現状無理だから、膨大な記憶の方を与えて、その上で取捨選択よりも総当り、という。 人工知能というと、いつか意思を持った...
分かったようなことを言っているけど実は分かっていないような感じだな…
もともと、いち将棋ファンとしての意見だったので。 人工知能に関しては半端な知識なので、何ともな。 ただ、将棋自体への世間の理解度の意外な低さにちょっとショックを受けた。。
チェスにおいてコンピュータ「ディープ・ブルー」がチャンピオンのカスパロフを破ったのが1997年だろ。 この時点で、将棋や囲碁はチェスよりも複雑だから、コンピュータが人間に勝つ...
95の頃に将棋ソフトと囲碁ソフトを使ってみて、その癖というか、差を素人ながらに感じたもんだけどな。 知人のうまい人は、「囲碁は弱いが、将棋は強すぎ」と言っていた。 ボナンザ...
電王戦見た上でその感想なの? 将棋の天井はあるだろうけど、コンピュータも人間もまだ天井には全然及んでないってのは、みてればわかると思うんだけど。
確かにまだ及んでない。 ただし、それは、天井に近づくほど、近づくのにかかる努力は多いから。 アマチュアから見れば、ほぼ勝てないといっていい。 将棋は、全ての状況が把握可能...
将棋よりババ抜きのほうが計算機は不利、ってそりゃ運だしな。 コンピュータの向き不向きとか関係ないじゃん。 嘘発見器をつないで対戦相手の心理を読むとか、 カードの細かい傷を...