23歳の女。
生まれつき、アスペルガー症候群(自閉症の一種)とADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害がある。
知的な遅れがないため、何の支援も受けられず、普通級で周囲の人に嫌われながら生きてきた。
例えるなら、足が片方だけ24cm長いような感じだ。
24cmズレた足で走るのは、健常者のフリをするのは一時的には可能かもしれない。
でも一生全力疾走し続けるのは無理だ。
今まで、父と母が憎くて憎くてたまらず、自立しようともがいてきたが、
疲れたんだ、ほんとうに。
もう諦めて、障害者として静かに生きていこうと思う。
虐待まがいのこともされたけれど(障害者雇用支援をしている人に家庭の事情を話したら、それは虐待だよって青い顔された)、
父は父なりに母は母なりに私を一生懸命育ててくれたんだって、今は思える。
父は惜しみなく学費を出してくれたし、私が働けなくてもずっと面倒を見てくれると言っている。
小さい頃、単身赴任で疲れているのに、土日はいつも遊んでくれた。
母は、障害児を育てる苦労で心を病んでしまった。
それでも、いつもいつも家事をおろそかにしないでいてくれる。
嫌いなことを無理やり頑張ったら、誰かに許されると思っていた。
大学ではアスペルガーなのに人間関係学の実習をやりまくった。土日と長期休暇は疲れてずっと寝込んでいた。
専門学校では数学が大嫌いなのに情報処理の勉強をした。全く向いてなかった。何も趣味のことをしないでがり勉していた。
専門学校を卒業したら、障害者雇用支援施設に通って、障害者枠で就労を目指す。
静かに暮らしていきたい。
よくそんなどうでもいい半生つらつらと書けるね。 発達障害だから恥ずかしいとかいう感覚ないの?