なんだか妙に香ばしい記事を拝読したが、どうもこれ、やまもといちろうがかねてより言及していたイケダハヤト師によるものであった。やべえなこれ…。さすが特攻隊長も折にふれてネタにするわぁとご納得の香ばしさ、あたかも身があるようでいて1ミリも為にならない砂上の楼閣。師の申し上げるこれが芸術(アート)なのだろうか……。
この御仁、インターネットリトマス試験紙として実に有益であると思ったら、あんのじょう耳聡い諸兄らによってまとめられていた。
http://matome.naver.jp/odai/2135569541599954601
なんと無意味に魅力的なんだろう……。
ていうか、DHPってなんやねん(清原)。彼はもしかして気の利いたジョークを飛ばしたつもりなのかな? 嗚呼、ページトップの自信にみちたドヤ顔ポートレイトがちらつきます。まさか、まさかこれスベリ芸というわけでもないですよね……? そんなばかな。きっとイケダ師は徹頭徹尾ガチで提言したつもりなのだ。DHP、いいじゃないですか。ビジネスシーンで積極的に使っていきたい単語ですね。おもしろいおもしろい。彼の業績についてはくわしくは存じ上げませんが、デイリーポータルZに門前払いを食らいそうなこの壊滅的センスについて折り紙でつくった敢闘賞バッヂを進呈したくなったりもしないでもないかもしれないと思ったような気もする。どうでもいい。
そしてさりげなく添えられた家入一真へのナチュラルすぎるリスペクト。これによりイケダ師が醸しだす香ばしさにはさらなる彩りが添えられて、インターネットの電子の海に禍々しい巨塔がいきり立つ。ハエ寄ってきそう。類は友を呼ぶと申すが、胡散臭さと胡散臭さが両方備わり最強に見える。
イケダ師、これほどの逸材だったとは……。胸の高鳴りはとどまるところを知らない。インターネットの漆黒の闇に燦然とかがやくショッキングピンクのネオンサイン、巷間をあやしく惑わす偽りの灯台、クソどもを引き連れて自らもまた沈みゆく現代のレミング。師を褒め称えることばは尽きませんが、今後とも師には、ポスト=テキストサイト時代を力強く牽引する芸人としてのご活躍に一層の期待を寄せるものであります。