2013-12-29

オブジェクト指向プログラミング時代に生まれて良かった

プログラムが単なる手続きの時代から

オブジェクトによるコラボレーション定義する時代に変わった。

でも、それだけじゃなかった。

オブジェクト指向プログラミング時代でも、ただ窮屈な時代はあった。

クラス概念に触れたとき意味の不明さから始まって

動物継承した犬のせいで、オブジェクト現実物質から切り離されない誤解。

デザインパターンは、ただ世界を難しくとらえるためのパターンしか見えなくて辛かった。

その時代オブジェクトは、フレームワークという複雑な仕組みを構築するためのツールでしか無く

プログラマは、オブジェクト指向プログラミングの申し子のようなフレームワークの上に、いるだけだった。

ただいるだけだった。

オブジェクト指向なんて概念の一切の無い、ただの実体定義する作業でしか無かった。手続言語時代と変わらない。

でも、本当に複雑なのはフレームワークじゃない、表現すべき対象だった。

複雑が故にあきめてただけだった。

複雑なモノを薄っぺらにシンプル解釈して

キレたら終わる糸をさまざまに張り巡らし、あとは時間という物量の力技で、

綱を渡り終えることを願う、諦める作業こそプログラマ仕事だった。

だが、時代はもうそれを許さない。

システムは、常に変化することを要求される。

時間という物量は制限された。

薄っぺらなシンプル解釈は、システムに小さな変化が発生するだけで

ピンと張られた綱は簡単に弛む。

複雑な対象と向き合うことに拒否することはもう許されない。

そんな時代SE仕事は、複雑な対象を複雑だと定義することだ。

細かくしろというわけじゃない。本質を見つけ出せ。

言葉を見つけろ名詞を生み出せ世界を描け。

プログラマ達が、対象を定義するために必要な、本質を暴きだせ。

それが成功すれば、本質オブジェクトに変換されて、システムは1つの世界創造物に生まれ変わる。

※ただし、良いプログラマがいればだが。

お客様の言う通りにするんじゃない。お客様が願ってる世界本質を暴け。

世界を描け。それが、本当のシステムエンジニア仕事だ。

確かに、世界を変換するコード面白い創造的だ。

でも、神の意図を見つけ出し、世界本質を暴く行為もまた同時に面白い創造的だ。

もしそれが面白く感じないなら、お前まだコードを書くということに気が付いてない。

世界を変換しろコードを書け。

http://anond.hatelabo.jp/20131228223726

※まあ、そんな面白世界を暴ける場所が無いのが問題なんだけどな。

記事への反応 -
  • 俺はもっとコードを書く仕事がしたい。 SEだなんてつまらない。なぜか? つくるものを自分で決められない。お客様の望むとおりにいたします。ふざけろくそが。プログラムを作って...

    • プログラムが単なる手続きの時代から オブジェクトによるコラボレーションを定義する時代に変わった。 でも、それだけじゃなかった。 オブジェクト指向プログラミングの時代でも...

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