http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36798
表現規制をライフワークとする人たちはこれまでの議論を踏まえ、有名作家の作品への言及は避けている
今の時代、有名作品が原典のまま見られない事態になれば大きな議論を起しかねない
また左派系と右派系の混合なので、意見合致の為に実利的な目標がかかげられる
(例えば都条例の時に男性向け女性向け双方の未成年、近親相姦ネタをやり玉にあげ、未成年への道徳的な規制を強くアピール)
なので古典的な作品よりもエロ・グロを主題とした新しい作品を掲げ「これを子供、世間様に見せられるか?」と世に問う
一方表現規制反対の活動をしている人たちも
手塚治虫の一部作品やデビルマンといった過激な描写が含まれる名作が失われる懸念をエクスキューズにはするものの
一般、エロ、同人様々な作家が集まっているためか、新しい作品が生まれ発表する権利守る思想的な理想の他に
規制に伴い日本漫画産業の巨大なピラミッドが失われる実利的懸念を掲げている
ただ世間の厳しい目に晒された世代も多く、世間様との折り合いをどうつけるかという内部議論も絶えない
そんな息も詰まるつば迫り合いを見てきて、自分は色々賢くなったつもりがしていた
ところがどっこい高橋洋一先生(それと発端の活動家)のような門外漢はそんな事知ったこっちゃない
資料のあいまいな旧日本軍の蛮行描写がけしからんと言うために、残虐な表現を閲覧規制肯定の建前に持ってきた