今更ではあるが、「借りぐらしのアリエッティ」のDVDを借りて家族で観た。
これからの駄文を端的にまとめるとね、悔しいのよ。俺の負け犬の遠吠えなの。
子どもたちは「髪留めかわいいね」とか「せっかく友だちになれたのに悲しいね」なんていう感想を言っていた。俺は(もうちょっと大きくなったらまた別なものが見えてくるかな)くらいに思って「かわいいね」「うちにもいたら友だちになれるかな」とか相槌打ってたんだ。
「アリエッティって窃盗犯じゃねwww」という類の冗談は公開当時からあるのは知っている。妻がよりにもよって子どもたちの前でそれを言い出した。しかも本気で。
俺は(お姉ちゃんも高学年だし、せっかくの機会だから、もう少し深いところまで話し合ってもいいかな)と思い、いろいろ話そうとしたの。
(妻はいわゆる原作厨なので、絶対に原作も知っているはずなんだけど、昨日は映画だけ観たので原作については触れなかった)
もうさ、映画の情緒とかなくなっちゃって、法律論とかになっちゃってんの。
「泥棒はいけない」のはもちろん子供に教えなきゃいけないことだけど、この映画じゃなくてもよくないか?もっと他に伝えたいことないか?
俺は相手の意見を完全にではないまでも、受け入れてみようとする分、一貫性がなくなるの。そのせいで話がそれちゃってんの。
でも向こうはこっちの仮定や言い分はほぼ無視して、終始「小人は泥棒」を前提に話を展開するんだよ。一貫してるの。俺の話の途中に割り込んでくるの。しかもアリエッティの話しているのにレ・ミゼラブルを持ち出すとか、妙に回転速いの。
俺はどうやったら妻に勝てますか?
人間の法律を当てはめれば窃盗、てのはその通りだから、「そうだね現実の人間の法律を当てはめればそうなるね」で流せばそれで良かった話じゃないの?
増田です。そうだね。流せばよかった。 冷静に考えればそもそも勝つ必要ないし。
増田です。一つ思い出した。 妻が何度目かに「アリエッティは窃盗犯」と言った時に、俺が「そっかー、お母さんはハルさん派かー」って言ってから攻撃的になった気がする。 ハル...