注目を浴びたくてバイト先でイタズラしたり、SNSで妙に攻撃的な言動するやつとかさ。
webだと顔が分からないけど、そういう「痛い奴」っていうのは大抵子供。
精神年齢が低いとか低学歴とか以前に、本当に●学生なの。子供なの。
PCから電話の音がするくらいの頃にネット始めたおれみたいなオッサンにはイメージしにくいんだけど
本当にビックリするくらい「普通に」子供がネット社会に生きてる。
インターネットは言うまでもなく「社会」であり、社会に出た人は「社会人」とされるけど、
現実と違って「ネット社会人」の中には未成年も児童もいっぱいいる。
学業を修め、職務経験をし、人間関係を築いてきた一人前の人間、そういう(通念上の)社会人だと
人前でそうそうアホなことしないんだけど、子供はその限りでないから、やらかしちゃう。
その自覚は誰かに教えてもらうか、痛い目見て覚えるしかない。
その最初の「痛い目」が重傷レベルだったりすると、これは不幸としか言いようがない。
そんな子供に対して「環境のせいにするな、悪いのはお前だ」と切って捨ててしまうのは残酷だよね。
(単純に憎たらしいクソガキは現実にもいるが、そこは現実同様我慢するか捨て置けばよし)
やってもいい事・わるい事、人間関係、そういったものを未習熟な子供にインターネットで発言させるっていうのは
問題なのは「きみは社会に出てるんですよ」って言うことをちゃんと教えていないこと。
人前に出るんだから身だしなみをきちんとしなさい、人とけんかしたりしないようにね、って
教えてもらってない子供が外に出て何をするか、まあ、分かるよね。
年端もいかない子供に対して、大人が大挙してリテラシーの無さを指摘する暴力的なシーンもあるが、
「大人に紛れて大人の格好をして街中で奇声を上げ続ける」場面だと置き換えて見てみれば
みんなで止めようとするのはまあ、理解できると思うんだ。
「社会に出てきてるんだから当然コイツは社会人だろう」と思ってみんな接するからね。
実際には大人で子供を囲んでワーワー追いつめてる無理ゲーな状況だったりする。
ツイッターのアニメアイコンはランドセル代わりにはならないのだ。
子供にネット環境を与える親は、ちゃんと「子供を社会に出してる」自覚を持って教育すべきだし、
大人はアホな子供をネット界隈で見かけたとき、生暖かい目でガンジーのように諭してやるべき。