2013-07-30

佐藤秀峰先生の記事で気持ちが楽になった

私は、結婚子育ては、持てる力の限り、いや限界を超えてでも、完璧でなければと考えていたようだった。

もちろん離婚せず、子供希望すれば東京一人暮らしして、医学部私大にも通って。海外でもいい。

東京文化資本高い子供たちと競うなら、インターナショナルスクールに入れなきゃかわいそうかな。

なら子供は一人で……離婚はしたくないから、性格的にしっかりとした人と結婚しなければ。

地震が来るかもしれないから家はこういう家でなきゃダメで、月々の貯金は…と考えていた。

それで、もう、結婚とか家庭をもつこととか育児に心のどこかで絶望し、めんどくさくなって、結婚育児は無理だ……と思っていたようだった。

完璧でないならやりたくない。やらなくていい。と思っていた。


しかし。今日佐藤秀峰先生の記事をよんだら、もう眼から鱗だった。

佐藤秀峰先生ほどに社会的経済的に成功した人ですら、完璧結婚に失敗してしまった。

それも何だ、子供ができてる。計画出産じゃない。「できてしまった」だって


結婚とか、子供をもつとかって、それじたいは別にハードルは高くはないのか。

あたりまえながら。健康な男女がセックスすればいつか子供はできるし、子供ができたら、否が応にも結婚へと動かされていく。

ああそういえば、地元の友人たちはどんどん子供ができて、どんどん結婚しているな。

私が思い描いていたような「完璧な」結婚ではないけど、そこそこ楽しい時もあるみたいに見える。

完璧でなくていいのかもしれない。

完璧ではない結婚育児の方が多いのかもしれない。


いや、結婚だけじゃなくて、優秀だった友人が就活に失敗したり、結婚するかと思った二人がふられたりしている。

あんなにオシドリ夫婦だったブラッド・ピットジェニファー・アニストンだって離婚して別の人と再婚してるのだ!!!

そして、今はふたりとも、すごく幸せそうだ。人生は何が起こるかわからないのだ。


よりよい人生のために完璧に生きようとすると、矛盾しているけど、絶望して死にたくなった。

他人のネガティブな話題でこういう気持ちになるのは後ろめたいが、少し気持ちが楽になった。

あの悪趣味な記事に救いがあったとすれば、私のようなものが、ひっそり救われることなのだとおもう。

  • 佐藤秀峰先生ほどに 奴をどんだけ偉いやつだと思ってたんだよ… 漫画家なんて、基本ろくでもねえ人間が多いってのに 佐藤秀峰なんて最下層のゲスな露悪趣味野郎じゃねえか。

  • 文化資本皆無の家に生まれて、上流階級出身者だらけの職場にいるけど、やっぱ辛いよ。 孫の代まで確実に大きな影響が残るね。俺はお坊ちゃん達と競争するのにいっぱいいっぱいで子...

  • 釣りっぽいけど、間違ってない。その辺の区別つけられない馬鹿が無理心中を行う。 日本は親というものを絶対視しすぎだと思う。基本的に親なんて20代30代で子供を育ててるわけで、未...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん