https://www.facebook.com/photo.php?fbid=293857214079062&set=a.115985068532945.18739.100003643587721&type=1◎バスの中で言葉の暴力を喰らった/Facebook公開ページ
上の記事を読んで、投稿した本人の原典への敬意とかが全然無いこともさることながら、コメントの数々にげんなり。
この手の「スカッとした話(あえてイイ話とは言うまい)」は2chコピペでは昔っからあっちこっちで流れているわけですが、匿名ならまあいいかな、俺もスカッとしたいし、と思うわけです。叩きやすい、叩いても誰からも非難されない悪役を仕立てて、そいつを糾弾する正義の味方をやりたい「醜い」欲求は人間だれしも持ってるもので、2chみたいな誰が誰だかわからんような環境で飛び交ってる分には、仮面公開オナニー大会みたいなもんですから。んで、「感動した」とか「釣りだろバカじゃね?」とか好き勝手なこと言い合ってバランスが取れてるわけです。
Facebookでのコメント、いいねの伸びで気持ち悪いのが、「これはイイ話として感動しなければならない」って流れができちゃうことなんですよ。自己啓発なPOSTでも目立つ現象なんですけど、ヒネた見解を示すやつって空気を読まない嫌な奴とか人でなしなわけで。名前を明かしてる以上、みんなが「イイね!」と言ってるものはイイねとこぞってつける。同調圧力ばっかりじゃなくて、「この話を広めて障がい者に味方してる俺KAKKEEEEEE」したい、なんて意図も見え隠れしてさらに気持ち悪い。
深イイ話とか、学校でのジャンプの話とか、みんなでおんなじ意見を共有しあうのをずっと気持ち悪いと思ってた人間には、インターネットのお喋りってドライに言い合いができて居心地よかったんだけどなぁ・・・。実名で使う人が増えて、そもそも人口が増えて一般化して、気持ち悪い場所になったな。インターネット。