2013-05-25

本当に「いじって」る人はびっくりするほど「いじめて」る自覚がない

ふとこんな記事を見つけたので書く

とある民放番組のせいで人生が滅茶苦茶になった話をしよう:ゆるりと ひじきそくほう

http://hijikisokuhou.doorblog.jp/archives/6991736.html

この記事の場合いじめられてた側の「いじり」表現が目立ってなんだか悲しくなったけど。教師もやっぱり人間だな~と思ってため息だけど。それは他人のお話なのでどうでもいいとして。

大人になるとだんだんいろんな人種と付き合うようになるわけだけれど、元いじめっ子たちの武勇伝()を聞いてると「ああ、つくづくこの人たち"俺らはいじってただけだよ~冗談だよ~"って信じ込んでるんだな」と思う。自己防衛なのか、ほんとに悪気がないのか知らないけど、昔したイタズラの面白さを伝えたいとき(ちなみに元いじめられっ子は聞いてて一ミリ面白くないしムカつくばっかりなので本音を言えばやめてほしい)にしきりに「冗談で○○したら」とか挟むんだよな。

無自覚にやってる人責めたって「ぽか~ん」とするだけなので今更何も言わないし、いじめっ子属性が見え隠れするやつのやることは信用しなきゃいいだけ(防衛策なんぞいくらでもあるので)。

こっちだってもういい大人なので、傷つかない手前ならむしろイジリもツッコみも踏み込んだコミュニケーションには必要だってのは、きれいなコミュニケーションなんてつまらんだけだってのは知ってるので、全部なくなれとは思わないけどさ、やっていいことといけないこと、常に相手見ながら考えて、一線超える前に真摯に謝罪できる用意がないのであれば、やっぱり「イジリ役」をやる資格なんてないと思うけどな。

おんなじ「人の気持ちを想像する方法」でも、人を転がして思い通りにするような啓発本ばっかり売れて、もっと相手に寄った本が学校道徳程度で、一般社会じゃ「そういうことを主張するのは控えるように」なんていわれちゃうあたり世も末だなホント

  • http://anond.hatelabo.jp/20130525130506 わかる。 いじめっこをいじめ返すことなく、 「おまえ達は私をいじめをしてたんだよ」って言葉が言える状況をつくることだけを生き甲斐にしていま頑張...

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