もう「旭日旗=ハーケンクロイツ」というのは彼らの中では確定事項になり
イギリス、イタリア、トルコなど海外で旭日旗のデザインを扱っている商品を見つけては、抗議のメールを送ったり、コメント欄を炎上させ
販売を中止させるというケースが続出している。
商品だけに留まらず、旭日旗が写っている映像が存在することにも我慢ならないので
今月で言えば、イギリスのバンドMUSEのPVに旭日旗が写っていることに抗議しまくり、その部分の映像だけ差し替えられたり
K-POPグループのT-ARAのダンス映像の背景に旭日旗「らしき」デザインが使われていたことが騒動になったりしている。
サッカーの試合では以前から「中国・韓国戦では旭日旗を持ち込まないように」という風な決まりがなんとなく決まっていたようだけど
この国際社会・インターネット社会では「目に触れないところ」は存在しないので
結局、「刺激しないように」というのなら、この世界から旭日旗を抹消するほかないという論理になるだろう。
はっきり言って海外の人たちはこんなトラブルに巻き込まれたくないので
今行われているようなFacebookやTwitterでの韓国人・韓国系アメリカ人による物凄い抗議キャンペーンによって、このままでは徐々に旭日旗はタブー化されるだろう。
これほど旭日旗への反応が過激化しているのに、社旗として旭日旗を使っている朝日新聞はまったくの無反応を貫いている。
その一方で、安倍政権に対して「正しい歴史認識を」との批判をしている。
はっきり言ってしまえば韓国が言う「正しい歴史認識」に則れば、旭日旗を使っている朝日新聞なんかは最も罪深い存在の一つである。
それには全く触れずに、一方ではリベラルぶって「歴史認識」を振りかざすのは偽善者極まりないし、無責任極まりない。
まず、歴史認識うんぬんを声高に叫ぶ前に、まず自らが深く関係している「旭日旗問題」に関して一定の見解を示すべきだろう。
そして、それが正当であると訴えるのなら、どのような論理で正当であるのか、きっちりと事実を整理するべきだろう。
「キ・ソンヨンが旭日旗のせいにして以来」という言説が流通しているが、それは端的に言えば間違いであるので
このような主張を日本人が信じ、結局嘘であったなどと論点を付かれないように、
旭日旗を社旗として使っている朝日新聞が明解な論理と主張を行うべきであるし、それがメディアとしての義務だろう。