2011-09-26

敬老の日に暴論を考えた

1.超差別投稿

  女性高齢者は割と長生きする一方、男性高齢者は早く死ぬ。

  (日本で平均すると、寿命差8歳)

  しかし、「社会に役立つ知見・ノウハウを有しているか、否か」という観点で言えば、

  まだまだ日本社会では、男性高齢者の方が総じてノウハウを有している、と

  言わざるを得ない。

  (勿論、一部に例外があり、女性高齢者でも社会活躍されている方もいらっしゃることは

   承知している。あくまで絶対数として)

  

  女性高齢者ノウハウは、いわゆる「おばあちゃんの知恵」と言える部分であるが、

  「おばあちゃんの知恵」の部分は、家庭的部分に特化する傾向が強い。

  男性側が職業バリエーションに富んでいるため、ノウハウバリエーションにが

  富んでいるのに対し、女性高齢者側のノウハウは、単一的である、と言えば言いすぎだろうか?

  ということで、男性高齢者女性高齢者より8歳早く死ぬ、というのは、

  社会的な損失でもあるような気がしてならない。

  女性高齢者寿命を短くしろ、とは言わないが、国家の総力を挙げて男性高齢者

  長寿化を推進した方が、社会的メリットが大きいのでは?

  男性高齢者暗黙知アーカイブ化が急務だが、その障害になっているのが

  男性高齢者寿命の短さである

2.ところで、男性超高齢者(100歳以上)というのは、ボケ率が少ないらしい。

  女性超高齢者は、絶対数男性超高齢者より圧倒的に多いが、同時にボケ率も多いとか。

  逆に言えば、男性場合、脳がピンピンしていなければ、超高齢者になりづらい、

  ということらしいが・・・

3.日本場合、男女で寿命差があり、加えて結婚時年齢差もあるので、

  高齢夫婦場合、夫の死後10年以上妻が生存するケースが多い。

  要は、一次相続で、夫の財産を妻が相続し、10年以上その財産管理するケースが多い。

  (妻側が死亡し、二次相続化するのに、10年以上の時間経過が必要)

  金融財産が数千万円、という主人が死亡し、その半分を妻が相続した場合

  10年以上、妻が財産管理することになる。

  で、主人の方が金融リテラシー経済リテラシーが強くて、金融資産を最適に運用していた場合であっても、

  妻の方は、亡夫より金融リテラシー経済リテラシーに疎くて、金融資産を最適運用せず、

  定期預金等に消極運用(というか、運用しない)というケースも散見される。

  日経新聞的には、国民金融リテラシーを身に付け、株式等も含めた金融商品

  積極投資することが、日本経済活性化する、ということになるのだろうが、

  このように「さほど金融リテラシーを有さない未亡人が、10年以上金融財産を預かる」という

  状況は、果たして日本経済にとって、プラスなのかマイナスなのか?

  「未亡人への一次相続額を減らし、金融リテラシー豊富な子世代へ直接財産移転させるべし」

  というのは、果たして暴論か?

  少なくとも、未亡人へのリテラシー教育は、必須だろうなあ。

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