2023-04-04

十数年の虐待医者にすら否定された話

ある日、父はいつも通り私を1時間ほど殴ってから言った

「傷がつかないようにやってやってるんだからな」

不幸なことに、父は弁護士だった

私が何時間泣き叫んでも、誰も警察すら呼んでくれなかった

私が自身虐待に気付いたのは小学4年生の頃だった

皮肉にも、父の職業のおかげで極めて裕福だったから、私は通報をしないと固く決めた

仮に児童相談所に行ったところで、何の物証もなく、家族の誰1人味方してくれないのだから意味はないと思った

高校の頃、うつ病の診断が下った

それを父に伝えたところ、「お前がストレスなんて抱えてるわけがない」と言われた

虐待をする人間心理なんてそんなもの

父は自分虐待をしたなんて微塵も思っていない

児童虐待死をニュースで聞けば、「こんなことをする親なんて人間じゃない」などと憤慨する

彼の論理では、教育理由ならどんなに怒鳴ったり殴ったり蹴ったりしても虐待ではないのだ

ストレスの原因と毎日接する以上いずれ限界がくると理解していた私は、親戚に助けを求めることにした

親戚のうち最もまともな人に密かに会い、打ち明けた

「私は幼少期より父に教育と称して暴力執拗に振るわれており、家族と縁を切りたい」と

最もまともな親族はそれを聞いて深く心を痛めたようだった

そして「父にも理由があってそうしたのだろう」と返した

周りに頼れる大人はいないと悟った

理由があり精神科を変えることになった際、父の介入があった

父はタチの悪いことに、医学に不信を抱いていた

しかし父の友人の医者のことはよく聞いた

まり、父の友人の医者の紹介した病院しろと制約をかけたのだ

父の友人の医者精神科でも何でもなかったが、そんな経緯で精神科紹介状を書いた

私は父と共に彼の病院に行き、紹介状のために養育歴を話した

もちろん父には退出してもらった

あなた1人の発言だけでは虐待とは言えない」

これが医者の答えだった。

母による性的嫌がらせ

体重が増えたのを「妊娠したんじゃないの?」と言い、家族みんなで笑う

彼氏会いに行こうとすると「子供作ってくんなよ」と笑う

父親による虐待

教育と称して習慣的かつ執拗に顔や腹部を殴り、怒鳴る

・「お前は失敗作だ」「お前は人の心がない」などの人格否定する発言

これら全てを合わせても虐待とは言えないと言った

何て麗しい友情なんでしょうねと強く軽蔑した

そして後に、私は彼の書いた紹介状の中身を知ることになった

「両親による特殊教育を受けていた」

これは何ですか?とカウンセラーに尋ねられた

こんな単語が書いてあれば当然である

私は当時の虐待説明した

理由が何であれ親が子に暴力を振るうのは虐待です」

私が何年かけても言ってもらえなかった言葉を、カウンセラーは当然のように言った

私はもっと早く救われたかった

そしたら少しだけ、少しだけでも幸せになれたかもしれないと思った

私は綺麗な海を見たら全てを終わらせようと思っている

日本に縁を切る方法は用意されていないからだ

早く綺麗な海が見たい

あんなに穢れているのにキラキラと輝いて美しい海を見て、それで満足したい

  • 安井さんって名前のひと、みんな何やっても「やっすい(笑)」てからかわれてんのかなー

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