復縁求められて断ったのは正直失敗だったかなー。まぁ、その時好きじゃなかったんだもん。しょうがないよな。
振り返ると、理想とは言えないまでも、付き合った彼女の中では一番理想に近かった。
とりあえず、しゃくにさわるので元カノの悪口でも書いておく事にする
お互いジャンル違いのアニヲタだった。好みが被ったアニメもあるが、まぁ相手は腐だったり、好きなキャラの嗜好が全然違うので、話を合わせんのがしんどかった。二次元とは言え、他の男のキャーキャー話を聞かされんのもキツイものがある。俺は「○○ちゃん超かわえええええ!」みたいなハマり方はせずに、純粋に話を好きになるタイプなのでフェアじゃない上に、彼女の好きなキャラが、自分の一番嫌いなタイプ(陰キャラ)だったりするから共感できなくてうげーってなる。その上、「増田くんは□□好きだよね!」と、テンション高く言われるので返答に困る。いや、確かに好きなキャラではあるんだけど、そんなにテンション上がるほど好きじゃないし・・・と思いつつ、話合わせてた。
基本に慎ましくて金のかからない彼女だったが、お金のことでイラッとしたことが1度だけある。というのも、「一緒にやりたいから増田くんの家にPS3置こうよ」と言われてPS3を買ったのだが、それから2〜3ヶ月も経たないうちに、「一緒にやりたいからDS買おうよ」と・・・。彼女のことは理解したいから、彼女の好きなゲーム、アニメは、なるべく自分も観たりやったりするようにしてきた。んだけど、リソースに限界はある。俺は元々アニメ視るのみでお金をかけるタイプのオタクではないので、そういうものにお金はなるべくかけないようにしてきた。PS3なんか、数年に一回あればいい方の大出費だったのだが、それに加えてDSとは・・・当時彼女とは婚約とまでは行かないまでも将来のことは話していて、薄給ながら貯金もしてた。内心「人が頑張って貯金してるのにDS!?」と、イラッとした。
まぁ、今思えばもっと効率よく貯金できたし、薄給でも出せない額ではなかったんだけど、当時の自分の金銭感覚だととんでもない額に思えたんだな。
で、クリスマスに俺が一人で色々準備してたので、彼女は「ケーキぐらい私が用意したい」と言ってきた。
が、一向に予約しに行く気配もなく、クリスマス目前。クリスマスケーキの予約って割りと早めにしないと予約できない。痺れを切らして「一緒に予約しに行こう?」と誘い、約束した日に「どうする?」と聞いたら、「今日は約束してないよ?」と、忘れられてた。結局予約出来ずに、彼女が買ってきたケーキは不二家のケーキ・・・いや、不二家って。小さい子供の誕生日ケーキじゃないんだから・・・。
後日「もっとちゃんとしたケーキがよかった」と漏らした時に、結構本気な感じで「アレだってちゃんとしたケーキなのに・・・。」とシリアスに凹んでたので、なんというか不二家で用意してきたのは割と本気っぽく。彼女は元々そういう感覚が普通の女子とズレてる。そこが彼女の良いところでも微妙なところでもあった。
ある日、予定の決まってないデートの日に「どこ行こうか?」と、歩いていた。回転寿司が目に入ったので見ていたら、結構強い口調で「回転寿司は嫌だ、オシャレなところがいい」と言う。結局彼女が選んだ店は喫茶店なんだが、ちょっと古いけどレトロと言うには「安っぽい」と言った方がしっくり来るようなお店。彼女の感覚では、「パスタが置いてあればオシャレ」みたいなのだけれど、古い喫茶店だから喫煙可で、二人共吸わないのになんだかなー・・・って感じだった。
色々と残念な子だったが、残念なところが可愛かったな。新しい彼氏とか出来てんのかなー。あんまり顔がいいタイプじゃないらしく、友達からは「ねーわ」と言われてた。だからモテないと信じたいけど俺には超好きな顔だったんだよなー。モテないなんて微塵も思えない。
新しい彼氏とか出来てたら嫌だなーと思える元カノは唯一そいつだけ。復縁出来るなら復縁したいけど、まぁお互いにダメだった理由があるから別れてるわけで、また付き合ってもダメだろうな。思い出って美化されるもんで。
不二家のクリスマスケーキが子供用…って思っていうイメージが引っかかった…不二家、確かにファミリー路線だけど、元々、横浜の元町発祥の洋菓子屋だし、そんなに雰囲気無いわけ...
不二家のケーキって量産型のインスタントな味しない?コージーコーナーの方がまだ美味しいイメージ。不二家のケーキそんなに食べたわけじゃないし、逆にコージーコーナーのホール...
自分は逆 コージーコーナーのほうが「大きく作りたいだけで大味」って気がする 不二家はそこまでおいしいとも思わないけど、標準的なケーキ屋の味って感じ