2015-02-17

プリキュア人気はコレシカナイ需要しかなかった、ってこと

http://prehyou.blog.so-net.ne.jp/hapiness

ハピネスチャージプリキュア視聴率は悪くないのにキャラクター商品の売り上げも映画動員数も激減、って話だけど、

元々コレシカナイ需要で売れてたのに、アイカツだのアナ雪だの妖怪だのそれ以外の選択肢が出てきたら客が減って当たり前。

まず前提として、プリキュア対象年齢は3~6歳。

アンパンマン赤ちゃんみたいで恥ずかしい」という幼稚園児が対象で、小学生になると「小学生にもなってプリキュアなんて恥ずかしい」と卒業する。

http://b.hatena.ne.jp/gurutakezawa/20150217#bookmark-241901704なんかは恐らく小学生の話だろうから、元々プリキュアなんて出てくる訳がない)。

んでこの年齢層の女児向けってのは、少し前まで事実上プリキュア一択だった。

というと「トイザらスでも行けば他の女児向けおもちゃも山ほど売ってるだろ」と言い出す人がいるかもしれないが、

キャラクター商品と言うのはクリスマス誕生日しか買わないような高額玩具だけじゃない。食品だの日用品だの文房具だの衣類だのそういうものもある。

一つ一つの金額は低いかもしれないが、何せ日常的に買うものなのでこちらの利益も相当多いと思われる。

そしてこういうもの玩具屋と違い元々棚(置き場)が少ないスーパーで売られることが多いものから種類が少ない。

それでも男児向けであれば同じアサイチでも特撮が二種類あるし他にもポケモンなんかもあったけど、女児だとほぼプリキュアしかなかった。

から女児は「子供向けのかわいいキャラもの商品」が欲しければプリキュアを買うしかなかった。一昨年までは。

でも今やこの手の商品はどこもかしこ妖怪だらけ。それまでキャラもの商品なんて無かった商品にも妖怪採用されている。皆流行ものに乗っかり過ぎだろ。

妖怪に棚を取られて他のキャラものは激減した。

妖怪以外に女児向け棚がある場合も、アイカツだのアナ雪だのに棚を取られてプリキュアが無い場合も多い。

あっても他に選択肢があればプリキュアを選ばない子も当然多いだろう。

視聴率はそうでもないのに映画の動員数が激減ってのも当たり前。

自宅のテレビでタダで見せられて、その間子供放置して親は他の用事をこなせるテレビアニメ

わざわざ子を休日に連れて行き、親と子の二人分&兄弟がいればその分の金を払って親も付き合って見なければならない映画は全く違う。

女児持ちかつ子供映画に連れていく気のある家庭の殆どは、昨年は春~夏の間にアナ雪見てるし、

冬に妖怪を見に行く予定もあったら更に10月プリキュアなんて行かないよ。年3回も行ってられない。

そもそも子よりむしろ親が行きたがるパターンも多かったアナ雪と違い、プリキュアは大多数の親からしたら別に金払ってまで見たいもんじゃないわけで。

ちなみに大友は「ストーリーがつまらなかったから」と言いたがるけど、恐らくそれは関係ない。

この年齢の子はそもそもストーリーなんて理解出来てない。

妖怪の狙いの一つとして「子供集中力理解力は30分も続かないから、30分で1話ではなく2,3話の短編を組み合わせた」というのを聞いたけど

(そして実際成功したし、ドラやサザエなど昔からある子供アニメもそういう構成だよね)

妖怪より年齢の低い子対象なのに30分1話プリキュアは、そもそも制作側もストーリー理解させようなんて思ってないんだろう。

特撮見る男児の大半が変身とバトルしか見てないように、プリキュア見る女児の大半も変身とEDダンスしか見てないと思われる。

内容でマズかったのは精々絵柄くらいじゃないかな。絵が古臭くて可愛くないから

アナ雪はそろそろオワコンだし妖怪ブームもひと段落するだろうから、次のプリキュアは多少は盛り返すかもしれない(でもあれも絵可愛くないよな…)

でもアイカツ定番化しつつある上にプリパラも出てきた事だし、コレシカナイ状態には今更戻らないだろうから最盛期並みにはもうならないと思われる。

それでもだらだら続けるのか、仕切り直しするのかは知らんけど。

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