私は女性の権利を守るために女性の管理職への登用促進に反対である。
今、私達女性が自ら反対の声を上げなければ、
10年、20年後に自分達の娘が自由な進路を選べなくなる事は火を見るより明らかである。
現在の日本の管理職全体に占める女性の割合は10%程度である。
この数字は東大、京大などの一流大学の女学生の比率とほぼ一致する。
実際には若干少ないが。
その理由はいくつかあるだろうが、個人的な体感から推論すると、
女子学生には人より勉強ができたから、惰性で入学する人がいるという事実も関係しているかもしれない。
いずれにせよ、産業界の言う
産業界に如何なる圧力をかけようとも、高度な教育を受けた女子の人数は変わらない。
もし、今後10年で女性管理職を増やそうというのなら、圧力をかけるべきは女子高や女子大学である。
優秀な女子学生を育てるために、女子生徒に鞭を打って勉学に励ませるべきである。
にも関わらず安易に産業界に政治的な圧力を持って女性管理職を増やさせるとどうなるか。
他に選択肢はない。
もし、本当に女性管理職の割合を30%にするならば、女性管理職の2人に1人は無能という事になる。
50%だ。
想像してみて欲しい。
降水率50%の日に傘を持たずに外に出て、雨に降られてずぶ濡れになったとしよう。
きっと誰もが彼を笑い者にするだろう。
女性管理職の50%が無能なら、彼女のプロジェクトが失敗したとして、だれが彼女を責めるだろうか。
むしろ女性の管理職に仕事を任せた人間が責められるのではないだろうか。
だが、女性であるというだけで、彼女の才覚や努力、功績に関わらず白い目で見られるようになるのだ。
むしろ女性管理職を信用するなど、危機管理意識がなさ過ぎるなどと言われるようになるのである。
女性を差別しない企業は大赤字を抱えて倒産し、淘汰され、女性を差別する企業だけが生き残ることになる。
一度そのような社会になってしまったら、今のような男女差別の無い世の中に戻るまで一世紀近い時間がかかる可能性すらある。
特に、女性管理職の登用を進めたがために人生を狂わされた人々の怒りがどこへ向かうか、想像するだけで身震いしてしまう。
被害に会うのはあなただけではない。
あなたの娘や孫娘に至るまで、人生を束縛される危険が極めて高いのだ。
どうか、どうか、女性管理職の登用促進に反対の声を上げて欲しい。
実名で声を上げると裏切り者、差別主義者、などと中傷されるかもしれない。
匿名でも、本当に身近な人に話すだけでも、どんな小さな力でもいい。
私は、切にそう思う。
せやせや
あれ? なんか上のほうの大学は女性の方が人数多いって聞いたことがあるような気がすんだけど。
誰から聞いたんやそれ・・・